編集者という病い

編集者という病い
見城徹(2007)
残すところもう15年もない・・・夏休みもあと10数回、ゴールデンウィークもあと10数回、お正月も花見もそうだ
暗闇の中でのジャンプ
出版は、情報と表現の両方で成り立っています
願はくは 華の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ
これほどの努力を、人は運という
自分を刺激してくれる、成長させてくれると思わなければ、表現者は絶対についてきてくれません
感動を独り占めにしないで他人に分け与えたいと思う情熱がない編集者はだめですね
新しく出て行くものが無謀をやらなくていったい何が変わるだろうか
コンプレックスって何ですか・・・正直に答えるけど、容姿がみっともないこと。僕は、顔がみっともないと思いながらずっと生きている
唯一の無関心で俺を通り過ぎる者を、俺が許さずにおくものか
相手の心に染み入る手紙を書くことは血のにじむ作業だ・・・一日二通ずつ書いていた。書く対象(作家)が50人くらいいたから
編集者が葛藤をむき出しにしないで、書き手におまえさんだけ裸になれと言ったって土台無理な話で・・・僕は一人の作家を落とす時には、体重かけて徹底的にやる
ノーペイン・ノーゲイン・・・痛みのないところに前進はない
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