デジタルのおもちゃ箱―MITメディアラボから見た日本

デジタルのおもちゃ箱―MITメディアラボから見た日本
中村 伊知哉(2003)
メディアラボの中核は学習、認知、表現の三つ(ウォルター・ベンダー)
変化するという概念が変化した。ネグロポンティは言う。不変ですむものがなくなったということでもある
インターネットが普及して最も変わったことは、変化するという概念自体だろう(ニコラス・ネグロポンティ)
ネットの社会は大勢が訪れて権威ある話を聞く協会型から、自分で店を出すバザール型になる(ミッチェル・レズニック)
インターネットはかつて情報ハイウェイと呼ばれていた。誰かが作ったコンテンツを伝送するための道路と考えられてきた。だが、ネットの本質は広場である。情報を持ち寄って、交換して、共有する。そして新しい情報やアイデアを作りだす広場なのだ
コミュニティがタコツボのように孤立化していく問題を解決する必要がある(ドナス)
ものを買うとき本当に何をほしいと思っているのかを特定するのは難しい。優先度合いや好みが変化することもある(ヘンリー・リーバーマン)…記憶だけではない。私は今の自分でさえよくわかっていない
イマジンとリアライズ。頭の中で想像して、現実に創造すること。これがラボの精神だ(ウォルター・ベンダー)
デジタルネイションズ: 教育を改善する。貧困を減らす。健康を増進する。コミュニティ開発を支える。そういう社会の要求にデジタル技術が…チャレンジしようというものだ
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