日本航空でさえ破綻する時代に、あなたの勤務している会社が定年まで存在する保証はどこにもない

読書には、大きくわけて2種類ある
一つは小説など「消費」として読む本で、これは読書そのものが目的なので、ゆっくり時間をかけて楽しむのがいいだろう
もう一つは、ビジネスマンが「投資」として読む本で、これはなるべく効率よく、最小の時間で最大の効果をあげることが求められる

世の中には「10倍速く読める速読術」とか「年3000冊読める読書法」などという本がたくさん出ているが、
そういうハウツー本に効果があるかどうかは・・・3000冊読む著者が無名のフリーライターでは、読書が役に立ったとは思えない

大事なのは、何のために読むのかという目的を明確にして必要な部分だけ読むことだ 
さらに重要なことは、何を理解したかということだ
大事なのは本を読むことではなく、あなたが自分の頭で考えることである

・・・理論は、経験的にわかると思っている人も多いが、経済学に関しては経験で身につけることはできない

日本航空でさえ破綻する時代に、あなたの勤務している会社が定年まで存在する保証はどこにもない
いくら会社に忠誠を尽くしても、「企業特殊的技能」は会社がなくなったら何の価値もない
・・・頼れるのは、自分の専門知識だけである

使える経済書100冊:『資本論』から『ブラック・スワン』まで – 池田信夫 blog

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です