民主党は「原則無料化」を掲げていたはずだ

高速料金上限制Q&A…値上げになるケースも

普通車2000円、軽自動車1000円、中・大型車5000円を上限額とする
新しい高速道路の料金制度が、6月に始まる

Q 料金は下がるのか
A 普通車で東名高速の東京―名古屋(325・5キロ)を走ると通常料金は7100円だが、
上限額2000円を払うだけで済む
ETC(ノンストップ自動料金収受システム)利用の有無や、曜日・時間帯も関係ない
「上限1000円」割引が廃止されるから、土日・祝日は値上げになる

Q 短距離の場合は?
A 上限額
普通車だと70キロ強で2000円に達するが、それより近距離なら恩恵はない
3~5割の「時間帯割引」が縮小され、その分は値上げになる
東名の東京―厚木(35キロ)は現在、午後10時以降は5割引きで650円だ
来年3月末までの激変緩和措置では3割引きの900円となる見通しだが、その後は
通常料金の1250円となる

Q 民主党は「原則無料化」を掲げていたはずだ。
A 鳩山政権は、「原則無料化」の看板を下ろしていないが、実質的には、
無料化できる一部の路線と、上限料金を定める路線の二本立ての料金体系が定着しそうだ
(経済部 滝沢康弘)

(2010年4月10日04時20分  読売新聞)

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