ブログは専門性,ツイッターは人間性をアピールする最高のセルフ・ブランティング・ツール

ループスは,ソーシャルメディアのビジネス活用プロフェッショナルを標榜する会社です

その推進にあたっては,紺屋の白袴にならぬよう,自ら率先してソーシャルメディアをフルに活用し,そこで得た知見やノウハウを広く公開することを心がけています

2009年はビジネスモデルをすべて見直しました
SNSコミュニティ構築運用はコア事業とするものの,企業独自のコミュニティ構築にこだわることをやめ,企業のソーシャルメディア活用全般をご支援すること,そしてその成功確率を高めることを当社のミッションと定義し直しました

同時に,我々の都合ではなく,あくまで顧客視点に立った提案をすることを社内で徹底しました
自社SNSエンジンのみならず,外部にあるすばらしいソリューションや技術情報に視野を広げ,それらを最適に組み合わせることで,システム構築にかかわるコストと期間を最小限に抑えることを構築方針として打ち出しました

さらに新規顧客開拓手段としての広告はすべてストップしました
理由は当社が本質的に繋がりを持たせていただきたいと考えている「ソーシャルメディアに関心を持つアーリーアダプター」の方々には,リスティング広告ではリーチできないことに気がついたからです
彼等は有益な情報を自ら探し出す高度な探索能力を持っており,広告をクリックしない人たちなのです

広告の代替として,私自身が自ら最新ソーシャルメディア情報を発信することにしました
それがこのブログ,in the looopです
アーリーアダプターの方々が,自ら探し出して,足を運んでくれるブログとすることが唯一の目標でした

そして2009年12月には月間ユニーク訪問者で7万人を超えるまでになりました

Blog_2【当ブログユニーク訪問者数とループスへの問合せ件数の推移】

■ ブログ,ツイッターとシンクロして,問合せ件数も急増した

ブログ訪問者急増の背景には,ツイッターの恩恵も大いにあります

ビジネスパーソンにとって,ブログは専門性を,ツイッターは人間性をアピールする最高のセルフ・ブランティング・ツールであり,人脈開拓ツールだと思います
ブログとツイッターのおかけで,私はソーシャルメディアに興味を持つアーリーアダプターの方々と広く繋がることができました

結果的に,ブログ訪問者数に比例するようにループスへの問合せ件数が大幅に増加しました

これは一種のフリーミアム・モデル(無料サービスと有料プレミアムサービスの組み合わせによる新しいビジネスモデル)と呼べるのではないかと思います
名著「FREE」によると,B2Cフリーミアム・モデルだと有料顧客の適正比率は5-10%としていますが,B2Bフリーミアム・モデルの場合は顧客単価が高いので,遥かに少ない比率でも十分にビジネスとして成立します

例えば3月は月間40件の問合せ,そのうち案件となる問合せを20件,受注確率を10%と仮定すると,ブログ訪問者からの新規受注件数は20件×10%で月間2件となります
当社の場合は顧客売上単価が平均500-1000万円ほどで,かつリピートでオーダーをいただく率も大変に高いので,この新規獲得件数でも十分にビジネスとして成立するのです

■ 他の
B2Bビジネスへの応用について

ブログやツイッターのようなソーシャルメディア活用においては,ウッフィーと呼ばれる「貢献を通じて得られる社会からの信頼」が何より重要です
利益追求のみを目的として成功した事例はほとんどないと言っても過言ではありません

はじめに貢献ありき
短期的貢献だけでなく,長期にわたる対話・貢献で蓄積されていく信頼関係が極めて大切です
トップセールスマンの多くは,商品の話より,まず顧客にプラスとなることを心がけ,信頼関係を構築します
その結果,人間として評価され,何かあれば声を掛けてもらえたり,お客様を紹介してもらえるようになります

ソーシャルメディアはあくまでツールですが,そのパワフルなクチコミ効果により,集客や伝達にかかるコストがゼロに近づいてきました
結果として,マスメディアにおける影響力の源泉となっていた「お金」から,より人間関係で本質的な「ウッフィー,貢献に基づく信頼」にパワーがシフトしはじめているのだと思います

そして,このフリーミアム・スタイルは,一般のB2B企業でも活用できるモデルだと思っています
例えば…彼等は,名刺や多弁な自己紹介,会社パンフレット等よりも,ツイッターで読み取れる実績や利用者とのやり取りこそ,何より自らの仕事ぶりを雄弁に語ってくれることを知っています
そのために,速やかに収益に結びつかない要件でも積極的に関与し,貢献することを心がけているのです

ポイントは,「自社のお客様はどのようなペルソナで,その方々と繋がるにはどのような貢献をすれば良いかを真剣に考え,それを真摯に実行すること」だと思います
必ずしもハイテクが必要なわけではなく,ツイッターひとつあれば十分なケースも多いように思います

■ 今後は全社員のセルフ・ブランディングに広げたい

現在,当社では,全社員が専門分野を自己宣言し,私と同じようなアプローチで情報発信をはじめています
そして彼等は,その蓄積が履歴書や職歴書より遥かに雄弁なセルフ・ブランディングになることを理解しています

Member

社内で徹底しているのは,安易なソーシャルメディアの活用は逆効果になるということ
自らの身元を明かし,嘘をつかないこと
ソーシャルメディアでのコミュニケーションを拒否せず,常に感謝の気持ちを持ちながら,問題が起きたときは迅速に対応するといった誠実な対話姿勢を社内文化にする事こそ最も肝要な点だと確信しています

これらの成果として先日発表したのが Looops Trends です
まだアルファ版で実験的な域を出ていませんが,利用者の方々のソーシャルメデã‚
£ã‚¢æ´»ç”¨ã«å°‘しでもプラスになれば幸いと願っています

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