月別アーカイブ: 2011年4月

「釣りスタ」11のソーシャル・アクション @gamificationjp

1.飽きさせないゲーム進行

1つは、初心者を中級者に、中級者を上級者に引っ張り上げていく要素としてのソーシャルアクションである
仲間と何かをする、という活動を設けることで自分だけで楽しむということではなく仲間のために、チームのためにプレイをするという発想が出てくる
これは以前に投稿した「モチベーション3.0」とgamificationでいうところの「目的」に相当する
通常のゲームは、「一人で楽しむ」ことが目的になるのだが、ソーシャルの要素を織り込むことで「チームで楽しむ」「チームが勝つ」ことを目的にすることが出来る
また、チームへの貢献をどのようにするのかということは基本的にユーザ各自の行動に任されており、そこにはゲームやあるいはチームリーダーからの強制性の要素はない
あくまで貢献が大きかったユーザが受け取る報酬が大きい、という要素が用意されているだけである
「自律性」が確保されていることが分かる
また、チーム内での貢献度合いや他チームとの競争状況も数値化されすぐにわかるようになっている
大きな成果を上げれば、ランキング向上はもちろん写真、勲章、魚拓あるいは特殊なアバターアイテムを得ることになり、それは釣り日誌に表示されるため、いやらしくない形で自慢することが出来る
これは「上達感・達成感」につながっていく
またこの感覚が次のイベントやチーム対抗戦に参加する意欲になっていく

このように、モチベーション向上のポジティブなスパイラルを形成する上で各ソーシャルアクションがうまく機能していることがわかる
これは、ゲーミフィケーションサミット2日目ワークショップのレポートgamification summit2日目(1)design over timeにて説明されている”Player Journey”、ゲーム進行とユーザの成熟度についての実践例ということで参考になる
このワークショップにおいては、ユーザをうまく上級者まで引っ張り上げるためのデザインとしてはコンテンツ、ユーザナビゲーション、熟練者向けの特別な活動、というような要素で説明がされていた
釣りスタでももちろんソーシャルアクション以外の部分でユーザを初心者から上級者まで引っ張り上げていくようなデザインはされているが、ソーシャルアクションがそこを大きく支えていることも見えてくる
特に、ゲームプレイのそもそもの目的を変える「チーム」という要素は強力だ

2.「自己表現」として釣り日誌

以前のレポートgamification summit 2日目(2) design for socialを思いだしてみよう
このワークショップで説明されていた、ソーシャルをデザインする上で考えるべき要素としては「競争、協力、自己表現」の3種類であった
釣りスタにおけるソーシャルアクションを見ても、この3つにそれぞれ相当していることが見て取れる

サミットワークショップでの説明では競争や協力の要素は比較的想像がしやすいが、「自己表現」の要素はややわかりにくかった
「自己表現」の例として紹介されていたのはユーザの自由度がかなり高く作り込めるようなハコニワ系の事例であったが、ゲームデザインによってはこの水準での自己表現が可能な要素が用意されていない場合もある
現実の使われ方を見ていると、自己表現とは自律性の表現という側面と、間接的な自慢という側面の2つを意味していることが見えてくる
これは釣りスタのようなゲームであればゲームの成果、あるいはアバターといった点で表現されることになる

3.プレイヤータイプ別のソーシャルアクション

同じく、gamification summit 2日目(2) design for socialにて触れているBartle’s Player Types(バートルのプレイヤータイプ)を思いだしてみよう
バートルによると、プレイヤーのタイプには、キラー、ソーシャライザー、アチーバー、エクスプローラー、の4種類が存在する
キラーはプレイヤーキラー、他のユーザに攻撃的な態度を取ることを好む
ソーシャライザーは他のユーザと有効的な関わりを持つことを好む
アチーバーは、高い得点を稼いだりアイテムをコンプするような結果に出ることを好む
エクスプローラーは冒険そのもの、新しい領域を開拓するようなプロセスを好む

3つ目の観点は、このプレイヤータイプごとにどのソーシャルアクションが向いているのかという点だ
釣りスタにおいてはキラーが好むようなソーシャルアクションは基本的に用意されていない
チームを作ってそれを維持するという役割はソーシャライザーに向いている
アチーバーは得点稼ぎ、仲間とのアイテム集めやチーム戦での大会で活躍するだろう
エクスプローラーはミッションクリア型のアドベンチャーでのみんなでコンプで力を発揮しそうだ

このように、キラーを除く各プレイヤータイプそれぞれが活躍できるような要素がソーシャルアクションとしても用意されていることがわかる
また、一説にはグリーユーザは互いにコミュニティ意識が強くお互いに戦うような攻撃的な態度を好まない傾向があるとも聞く
キラー向けの要素がないのはこうしたことを考慮した結果なのかもしれない
もちろん、アチーバーやエクスプローラータイプのユーザはソーシャルアクション以外の一人プレイの要素でも楽しむことが出来る
魚の種類の収集、新しい釣り場の開拓といった点でもそうしたタイプのユーザを満足させられるような工夫がされている


以上、釣りスタにフォーカスを当ててソーシャルアクションの実際を眺めてみた
結果的にみると、非常にバランスよくなおかつ効果的にゲームの中でソーシャル性が盛り込まれていることが見て取れる
最初から狙ったというよりは様々な試行錯誤を経てこの領域に至ったのだろうと推測するが、ゲーミフィケーションを考える上でも参考になるところが多い
3つの観点を整理すると、

  1. チーム戦の導入で、ゲームの目的を途中から変えることが出来、継続性をより高めることが出来る
  2. 自身の成果を他ユーザから見えるようにすることで「自己表現」欲を満たすことが出来る
  3. 各プレイヤータイプそれぞれが活躍できるような要素を用意することで幅広いユーザを引き付けることが出来る

ということになろう
特にチームという概念は強力だ
チーム同士で競争をするという要素を盛り込むことで、ゲーム自体の目的が「チームで勝つ」ことに切り替わる
これは達成状況が明確に可視化出来る目的でありながら、同時に終わりがない目的でもある
釣りスタは長期間遊ばれているゲームだが、チームの導入により一定規模のコミュニティが構築され、そのコミュニティに新規のユーザを誘因するインセンティブが既存チームメンバーから働き続ける間はその規模が維持され続けることになる
ゲーミフィケーションにおいてもうまくこのチームという要素を取り込むことが出来れば同様に非常に強力な要素となる可能性がある
チームを実際にゲーム以外の領域でどのように盛り込んでいくのかという点は、まだ正解がある領域ではないが、サービスごとに様々なアイデアが考えられそうだ
やはり、人気のあるソーシャルゲームにはそれなりの理由があり、学ぶところも多い

ゲーミフィケーションの実際:「釣りスタ」のソーシャルアクション | gamification.jp

「東電よ 隠しても仕方ない」蓮池透さん http://goo.gl/b0aiv

拉致被害者 蓮池 透さん、
 私は1977年~2009年まで東京電力に努め、原子力発電所や核燃料サイクルの関連業務を担当した。実家も東電の柏崎刈羽原発から3キロ圏にある
 (4/30 朝日 私の視点)
イメージ 1

◆東京電力よ! もはや隠しても仕方がない◆蓮池 透氏 – サギ草のブログ – Yahoo!ブログ

「アメリカでは原子力関連施設で働く人の1年間の許容量上限が年間20ミリシーベルトとされています」 #tvasahi

ノーベル賞も受賞した国際的な医師の団体がワシントンで会見し、文部科学省が子供の1年間の許容被ばく線量の目安を「20ミリシーベルト」に設定したことに疑問を呈しました

アイラ・ヘルファンド医学博士:「衝撃的だったのは、日本政府が福島の子供たちの許容被ばく線量の基準を高く設定したことだ」
ヘルファンド博士は、「子供の場合、がんになるリスクが成人よりも2倍から3倍高くなる」
と指摘して、許容される被ばく線量の基準を引き下げるよう求めました
アメリカでは、原子力関連施設で働く人の1年間の許容量の平均的な上限が年間20ミリシーベルトとされています

【原発】「子供の許容被ばく線量高すぎる」と疑問

「政府の最終判断だ」校庭制限は20ミリシーベルト/年が適切 @yahoonewstopics

細野豪志首相補佐官は29日夜、TBSの番組に出演し、辞任表明した小佐古敏荘内閣官房参与が甘すぎると批判した学校の校庭利用制限に関する放射線量の基準について
「われわれが最もアドバイスを聞かなければならない原子力安全委員会は年間20ミリシーベルトが適切と判断している
政府の最終判断だ」
と述べ、変更しない方針を示した

校庭利用基準、変更せず=年間20ミリシーベルト―細野補佐官 (時事通信) – Yahoo!ニュース

抗議の辞任、小佐古教授。 @47NEWS

内閣官房参与の小佐古敏荘東大大学院教授(放射線安全学)は29日、福島第1原発事故をめぐり「政府は法律などを軽視し、その場限りの対応で事態収束を遅らせている」
と批判し、首相官邸に参与を辞任する意向を伝えた
小佐古氏は3月16日に就任
原発施設と放射線に関して首相への助言を求められていた

政府の原発事故対応への不満が顕在化した
首相が「知恵袋」として活用するため起用した参与が抗議の辞任をするのは、極めて異例だ

小佐古氏は29日夕、国会内で記者会見し、放射性物質の拡散を予測する緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による測定結果の公表遅れを問題視
原発作業員の緊急時被ばく線量限度を年100ミリシーベルトから年250ミリシーベルトに急きょ引き上げたことに触れ「もぐらたたき的、場当たり的な政策決定を官邸と行政機関が取り、手続きを無視している」
と指摘した

同時に、福島県内の小学校校庭などに累積した放射性物質に関し、文部科学省が示した被ばく線量基準は「国際的な常識ではなく、行政の都合で決めている」
と述べ、厳格化するよう求めた

小佐古内閣参与が抗議の辞任 政権の原発対応遅れ批判 – 47NEWS(よんななニュース)

東電に18億を請求。茨城JA @47news

茨城県のJAグループは25日、東京電力福島第1原発の事故によって風評被害を受けたなどとして、約18億4600万円を東電に賠償請求する方針を明らかにした
一連の農水産物被害で請求額を確定させたのは初めて

同グループによると、野菜などの農作物は3月分の風評被害だけで約14億円、出荷停止で廃棄した原乳は約4億円の被害と算定
4月以降についても算定し、東電に請求する
同様に算定を進めている栃木県のJAグループとともに、28日に東電に申し入れる

東電に18億円を賠償請求へ 農水産物の被害で初 – 47NEWS(よんななニュース)

46日後にして、SPEEDI。 @nikkeionline

SPEEDIは放射性物質の拡散を分析、予測するのに使う
開発・運用費は計113億円に達する

放射性物質の拡散予測公表、1時間ごとにサイトで  :日本経済新聞

「つらくなると携帯電話のメール画面に目がいく」34歳・女性 @mainichijpnews

震災から約1カ月たっても成沢さんの自問自答は続く
「あの日『はい』と言えなかった
言っていたら何か変わっていたかな」

つらくなると携帯電話のメール画面に目がいく
地震直後の11日午後2時50分の受信メールは「地震大丈夫?」と成沢さんを心配する内容だった
「大丈夫じゃない
怖い」と返信すると、自宅にいる両親の様子を見てくると伝えてきた
その後も「大津波警報が出たから、海に近づかないで」と送信してきた
午後3時57分に「両親は大丈夫?」と尋ねて以来、返信はない

助かった男性の両親によると、男性は自宅に立ち寄った後、会社に戻ったという
今月中旬、男性の乗用車が会社から約100メートル離れた川の縁でつぶれた状態で見つかった
行方不明者届を出したが手掛かりはない

成沢さんは「うそ
絶対(私を)置いていくはずがない」と自分に言い聞かせる
両親に男性の存在を打ち明け、互いの子供たちと一緒に暮らそうと決断した
その直後だけに「自分の中の半分がなくなってしまった感覚」が膨らんでいく

病院も被災し、失業した
「子供がいるからしっかりしなきゃ」と奮い立たせても落ち込むことを繰り返す
気持ちが沈むと、男性が「おれが守る」と言った声がよみがえる
そして少しだけ顔を上げられる
「ある日『連絡取れなくてごめんね』と会いに来るって信じられるの」

東日本大震災:2日前のプロポーズ 「はい」と言えず… – 毎日jp(毎日新聞)

「お父さんが軽トラでもどっていった姿を見ました。津波にのみ込まれませんように。そう祈っていました」12歳の日記 @mainichijpnews

「お父さんが軽トラでもどっていった姿を見ました
津波にのみ込まれませんように
そう祈っていました」
巨大地震と大津波が東日本を襲ったあの日、子供たちは何を見、その後をどう生きたのか
岩手県山田町の町立大沢小学校を3月に卒業した箱石佑太君(12)が毎日小学生新聞に寄せた体験日記には震災と向き合う姿が率直につづられていた

◇3月11日

卒業式の歌の練習をしていました
とてもゆれの大きい地震が来ました
最初は単なる地震だと思っていました
大津波警報が出ても、どうせこないと思っていました
来たとしても10センチメートル程度の津波だと思っていました
全然違いました
ぼくが見たのは、国道45号線を水とがれきが流れているところです
お母さんとお父さんが津波が来る前に大沢小に来ているところは見ました
だけどその後、お父さんが軽トラでもどっていった姿を見ました
お父さんのことが不安でした
車を運転しながら津波にのみ込まれませんように
そう祈っていました

◇3月18日

津波から1週間
お母さんは、もうこんなに日がたっているのに、まだお父さんが見えないとあきらめていました
じいやんは泣いて「家も頑張って建てるし、おまえたちだってしっかり学校にいかせられるように頑張るから、お父さんがもしだめだとしても頑張るからな」と言っていました

◇3月23日

卒業式でした
「ありがとう」の歌を歌っている時、お父さんに「お父さん、お父さんのおかげで卒業できたよ
ありがとう」と頭の中で言いました
そしたらなぜか、声がふるえて涙が少し出てきました
その夜、こんな夢を見ました
お母さんとお父さんが宮古のスーパーマーケットから帰ってきた夢でした

◇3月25日

親せきの人の携帯に電話がかかってきました
内容は、お父さんらしき人が消防署の方で見つかったということでした
急いで行ってみると、口を開けて横たわっていたお父さんの姿でした
ねえちゃんは泣き叫び、お母さんは声も出ず、弟は親せきの人にくっついていました
顔をさわってみると、水より冷たくなっていました

ぼくは「何でもどったんだよ」と何度も何度も頭の中で言いました
「おれがくよくよしてどうすんだ」と自分に言いました
でも、言えば言うほど目がうるんでくるばかりです
お父さんの身に付けていたチタン、東京で買った足のお守りや結婚指輪、携帯
そして驚いたのが時計が動いていたことです
お父さんの息が絶えた時も、津波に飲み込まれている時も、ずっと
お父さんの時計は今はぼくのものになっている
ぼくがその時計をなくしたりすることは一生ないだろう

◇3月26~27日

見つかった時のお父さんの顔
まだ頭のどこかで見なきゃよかったと
でも見つかったおかげで火葬もできるし、お父さんをさわることができた
お父さんの体は水を飲んだのか胸がふくらんでいるだけだ
やっぱり見つかってよかった

◇3月28日

きょうは火葬の日
ぼくとねえちゃんとお母さんとけいじろうは、手紙を書いて、お父さんと一緒に入れてやりました
拝んでいる時ぼくは「箱石家は頑張って継ぐからまかせて」と言いました
お墓に骨を埋めるまで、ぼくに骨を持たせてくれました
骨をうめてホッとしました

◇4月7日

きょうは、ありがたいと心から言える日でした
お父さんとぼくたちの記事を見て、お父さんが東京マラソンを走った時の写真とお手紙を新聞の人が持ってきてくれました
ぼくたち家族に贈る言葉や、さらにはぼくに贈る言葉の手紙もありました
やっぱりお父さんはすごい
今日は本当にありがたい日だ

**

箱石君は25日、155人の仲間と一緒に町立山田中学校に入学した
日記は、大沢小の子供たちが復興に立ち向かう様子を紹介する「大沢からの報告」として毎日小学生新聞に11日に掲載
「何回も読み、涙が止まりません
皆様が少しずつでも前に進める日がくることを願っております」(2人の子を持つ東京都北区の女性)とのメールが届くなど大きな反響を呼んだ
「大沢からの報告」は同紙で随時掲載され、次回は5月11日の予定

東日本大震災:「顔が水より冷たく…」 被災児童が日記 – 毎日jp(毎日新聞)

東大×シャープの太陽電池、変換効率75%へ。 @nikkeionline

東京大学の荒川泰彦教授らとシャープは、現在20%程度にとどまっている太陽電池の変換効率を、75%以上にできる構造をコンピューターによる解析で突き止めた
化合物半導体でできた数ナノ(ナノは10億分の1)メートルサイズの「量子ドット」を敷き詰めた面を何層も重ねる
25日付の米物理学会の論文誌「アプライド・フィジクス・レターズ」に発表する

考案した太陽電池は量子ドットを敷き詰めた面を積層して厚さを数~10マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルにし、両面に電極を取り付ける
量子ドットの配置を最適化することで従来の太陽電池では素通りする赤外光も電気に変えることができ、変換効率を大幅に引き上げることが可能になるという

太陽電池の変換効率75%に 東大とシャープが構造解明  :日本経済新聞