「反電力」村田成二・経産事務次官(2002・当時)による発送電分離完全自由化の動き @nikkei_online

当時、「反電力」といわれた村田成二・経済産業省事務次官は電力会社の権力の源泉を削ぐために、発送電分離を軸とした完全自由化を主導した
一方、東電の南直哉社長(当時)は電力自由化された米カリフォルニア州で01年に発生した大規模停電を引き合いに出し、「安定供給には発送電一体が不可欠」と強硬に抵抗
そのさなかに発生した原発データ改ざん事件なども絡んだ暗闘の結果、東電は南社長ら4人の歴代トップの辞任と引き換えにするかたちで、発送電分離をかろうじて食い止めた

(産業部 江村亮一)

原発事故が浮き彫りにした東電の権力構造  :日本経済新聞

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です