「つらくなると携帯電話のメール画面に目がいく」34歳・女性 @mainichijpnews

震災から約1カ月たっても成沢さんの自問自答は続く
「あの日『はい』と言えなかった
言っていたら何か変わっていたかな」

つらくなると携帯電話のメール画面に目がいく
地震直後の11日午後2時50分の受信メールは「地震大丈夫?」と成沢さんを心配する内容だった
「大丈夫じゃない
怖い」と返信すると、自宅にいる両親の様子を見てくると伝えてきた
その後も「大津波警報が出たから、海に近づかないで」と送信してきた
午後3時57分に「両親は大丈夫?」と尋ねて以来、返信はない

助かった男性の両親によると、男性は自宅に立ち寄った後、会社に戻ったという
今月中旬、男性の乗用車が会社から約100メートル離れた川の縁でつぶれた状態で見つかった
行方不明者届を出したが手掛かりはない

成沢さんは「うそ
絶対(私を)置いていくはずがない」と自分に言い聞かせる
両親に男性の存在を打ち明け、互いの子供たちと一緒に暮らそうと決断した
その直後だけに「自分の中の半分がなくなってしまった感覚」が膨らんでいく

病院も被災し、失業した
「子供がいるからしっかりしなきゃ」と奮い立たせても落ち込むことを繰り返す
気持ちが沈むと、男性が「おれが守る」と言った声がよみがえる
そして少しだけ顔を上げられる
「ある日『連絡取れなくてごめんね』と会いに来るって信じられるの」

東日本大震災:2日前のプロポーズ 「はい」と言えず… – 毎日jp(毎日新聞)

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