1.やりきる 2.さっさと 3.楽しんで / 使えるヤツは1カ月でわかる @dol_editors

社会人としての「勝負どころ」は、入社1年目、転職1年目、異動による着任初日など、最初に訪れる機会
最初に「アイツは伸びる!」と良い印象を与えられれば、次の仕事の依頼は難なく回ってくる
仕事が回ってくることで、成長の機会も増える

最初に訪れたチャンスをつかみ、ベストの働きをするために、入社初日からこれだけは守ってほしい仕事の3つの原則とは?書籍『入社1年目の教科書』の最初に出てくるポイントを紹介する

わが社にも、
新入社員がやってきた

私が新卒で入社したのは、外資系のコンサルティング会社でした

投資会社などを経て、米国ハーバード・ビジネス・スクールでMBAプログラムを修得
上位5%の成績優秀者に与えられる「ベイカー・スカラー」の称号を得て帰国し、ライフネット生命保険の母体となる会社を設立、現在は副社長として日々奮闘しています

20代、30代を速いスピードで駆け抜けてきた自覚はありませんが、周りからはそう言われることもあります

この春、2008年の開業以来初めて、わが社に新入社員がやってきました

まさに、本書のタイトルにもある「入社1年目」の人たちです

彼らに、仕事においての原理原則のようなもの、働く上での基本的なルールのようなものを伝えたい
苦しいとき、悩んだとき、ふと読み返してもらえるようなもので、なおかつ、読みながらすぐに具体的な行動に移せるようなものがいいだろう
それが『入社1年目の教科書』を執筆したきっかけでした

駆け抜けてきた20代、30代を
支えた「3つの原則」

様々な経験を踏まえて今振り返ると、組織は変わっても私の中で変わらない、仕事における「芯」のようなものがありました
それは、仕事に取り組む際に大切にしてきた3つの原則です

この3つは、決して目新しいものではありません
しかし、3つの原則を死守してきたからこそ、私の成長は加速されたと信じています

原則1頼まれたことは、必ずやりきる

えっ、「頼まれたらやる」というのは、当たり前のことでしょう?そう言う人は多いと思います
しかし仕事を頼む立場になってみると、督促しないと頼まれた仕事に手をつけない人が想像以上に多いことに気づきました

 「すみません、まだやっていません」
 「忘れていました」

彼らが必ずといっていいほど、口にする言葉です

一方、「あれ、どうなった?」などと、こちらからリマインドしなくとも、必ずやってくる人がいます
その人たちの仕事ぶりが、必ずしもいつも完璧というわけではありません
にもかかわらず、頼んだことをとりあえず最後までやってくれる人には、また仕事を依頼したいと思うものです

社会人になったばかりの人に、仕事に取り組むうえで最も大切なアドバイスを贈るとき、私は最初にこの話をします

「何があってもやりきるんだ!」という強い意志を持って仕事に臨み、実際にやりきる人だけが信頼されるのです

周囲から信頼に足る人物だと評価されれば、次の仕事が回ってきます
新たな仕事に取り組むことで、経験が積み重ねられていきます
そのプロセスを重ねることで仕事の質が高まり、仕事の量も増加の一途をたどっていくのです

だからこそ、頼まれた仕事はとにかくやりきることが重要なのです

原則250点で構わないから早く出せ

仕事に慣れていない段階では、どうしても100点満点の成果物を出そうと考えてしまいがちです

もちろん、100点を目指すのは素晴らしいことです
でも、そのために1カ月をかけるのであれば、1週間で50点のものを出したほうがいい
50点の仕事に赤ペンを入れてもらい、アップグレードしていけばいいのです

この「50点で構わないから早く出せ」という原則の意図は、上司や先輩の力をうまく使い、総力戦で仕事を進めていってほしいということなのです

原則3つまらない仕事はない

よく「つまらない仕事」という言い方を耳にします

私は、世の中の仕事につまらないものなどないと断言したい
単調な仕事だとしても、面白くする方法はいくらでもあるからです

つまらない仕事の代名詞のように言われるコピー取りを頼まれたら、コピーしながら資料を全部読んでしまえばいいのです

読んでみると、ビッグプロジェクトが動いている様子や、取引先の真の姿など、自分が担当していない案件の情報に触れることができるかもしれません

一見単調な仕事でも、足腰を鍛えるためには欠かせないものだと考えて臨んでください
見方を変えることによって、あなたが向き合う仕事はまったく違うものとして見えてくるはずです

仕事とは、目の前のチャンスをものにするための「準備」である

社会人としての「勝負どころ」は、入社1年目、転職1年目、異動による着任初日など、最初に訪れる機会です

人間が抱く印象は、初めての機会でほぼ形成されます
最初に良い印象を与えられれば、次の仕事の依頼は難なく回ってきます
そこで良い仕事をすれば、さらにダイナミックな仕事を任せてもらえる機会が訪れ、その人は急速に成長していくのです

いつ「勝負どころ」が訪れるかを予測することは容易ではありません
最初に訪れたチャンスをつかみ、ベストの働きをするためには、十分な準備をする以外にできることはありません

来るべき「勝負どころ」をつかみ、近い将来飛躍できる人になるためには、準備の方法を理解し実践する以外にないと思います

本書は、社会人になって間もない人、これから社会人になろうとしている人に向けて、私なりに培ってきた、仕事に臨む姿勢や準備の方法をお伝えするものです

もちろん、今の自分を見直そうとするベテランの方々にもお読みいただきたいと考えています

ぜひこの連載や本書を手にとっていただき、少しだけ行動を変えてみるきっかけとなれば幸いです

「使えるヤツ」は入社1カ月でわかる! 新入社員にこれだけは守ってほしい3つの原則 |入社1年目の教科書|ダイヤモンド・オンライン

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