「おい、小池」容疑者、岡山で病死していた (1/3ページ) – 芸能社会 – SANSPO.COM(サンスポ)

2012.10.21 05:02

「おい、小池」容疑者、岡山で病死していた(1/3ページ)

昨年リニューアルされた手配ポスター。04年から約108万枚が配られた【拡大】

 徳島県警は20日、2001年の徳島市の父子殺害事件で、殺害容疑で指名手配し、「おい、小池!」の手配ポスターを作製して行方を追っていた小池俊一容疑者(52)が、岡山市で19日に死亡したと明らかにした。心臓疾患による病死と見られる。19日に自宅トイレで倒れ、病院に搬送されたが、同日に死亡した。

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昨年リニューアルされた手配ポスター。04年から約108万枚が配られた【拡大】

 岡山県警によると、小池容疑者は19日午後9時10分ごろ、岡山市北区の雑居ビル3階の自宅トイレで倒れた。同居していたパート従業員の女性(67)が119番通報したが、午後10時15分ごろ死亡が確認された。

 遺体は指名手配当時と同じく、前歯が4本抜け、こめかみにほくろがあった。小池容疑者は05年からこの女性と同居し、「小笠原準一で55歳」と名乗っていた。

 19日の検視は小池容疑者と気付かず偽名のまま行われ、指紋も照合しなかった。しかし、20日に葬儀業者が手続きの中で「偽名ではないか」と疑念を抱いて警察に連絡。指紋照合の結果、小池容疑者と判明した。火葬寸前での身元判明だった。

 岡山県警の中尾幸司刑事部長は「長期間、岡山県内にいながら、捕まえられなかったのは非常に残念」とした。岡山県警の聴取に、女性は「偽名とは分かっていたが、小池容疑者とは知らなかった。職には就いていなかった」と説明した。

 同じビルに住む男性(23)によると小池容疑者は3階に女性と同居。がっちりとした中肉中背、少し茶色がかった短髪で頬がこけ、Tシャツやジーパン姿が多かった。この男性は「手配ポスターを見たことはあるが、似ているとは思わなかった。まさか…」と絶句した。

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 殺害された優さんの義理の姉、春子さん(73)=福岡市博多区=は「10年以上捜査してくれた警察の苦労は分かるが、生きて捕まらず複雑な気持ち。法で裁いてほしかった」と話した。

 事件は01年4月、徳島市の無職、松田優さん=当時(66)=の自宅から出火。焼け跡から殺害された優さんの遺体が見つかった。また、兵庫県では雑木林の焼け跡から長男の浩史さん=同(38)=の焼死体が見つかった。

 徳島県警は01年5月、浩史さんへの殺人容疑などで小池容疑者を指名手配。04年には特徴ある「おい、小池!」のポスターを作製。これまでに約108万枚を配り、4389件の情報提供があった。11年には優さんへの強盗殺人、現住建造物等放火の疑いで逮捕状を取っていた。優さんの遺族らは04年9月「捜査に協力する会」を結成。10年11月からは上限300万円の公的懸賞金の対象事件に指定されていた。

 徳島県警はこの日、自宅を捜索。被疑者死亡のまま書類送検する方針。女性から潜伏中の状況についても事情を聴いている。

(紙面から)

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