「5離島の魅力一つに」おくなわP推進協が事業確認 – 宮古新報ニュースコム

【多良間】おくなわプロジェクト推進協議会の通常総会が20日、 多良間村コミュニティ施設で行われ、 2014年度事業報告などを承認。 新事業として5つの島の特産品を材料にした 「おくなわカレー」 の商品化などに取り組むことを確認した。 役員改選も行われ、 新会長には同村の伊良皆光夫村長が選任された。 同協議会は多良間村、 粟国村、 渡名喜村、 北大東村、 南大東村で構成され、 ウェブサイトなどを通した島の情報発信を行っている。  「おくなわカレー」 は粟国村の玉ネギ、 渡名喜村の島ニンジン、 北大東村のジャガイモ、 南大東村のカボチャ、 多良間村の豚肉を使う。 季節や離島によって具材の内容や分量を変えることで多種多様なカレーを作っていくという。 第1作目としてカレーを作ったが、 これを足掛かりにスイーツや他の食品などの開発も考えている。 また 「おくなわ島旅」 は夏と秋に各島でモニターツアーを実施。 モニターはフェイスブックで旅行中のことを書き込み発信し、 来島者の広がりやリピーターにつなげようとしている。  今後は5村が協力して商品を開発して第1次産業から2次、 3次化への展開を目指し 「観光で人を呼び、 特産物を売る流れを作り 『あえてこの島に行く』 と言われるようにする。 単なる情報発信で終わらず、 その背景に観光や特産物が生まれ、 実体化させる」 ことに取り組んでいく。  新会長に選任された伊良皆村長は 「物事を進めていく中で少しずつでも進歩がなければ意味がない。 経験を生かしながら少しでも上を目指し、 5村の交流の輪を広げ、 観光振興を目的に色々な事業、 情報を交換して互いに活性化を図っていきたい」 と話した。 前会長の上原昇渡名喜村長は 「この事業により渡名喜村でも観光客が増えつつあり、 順調な成果だと思う。 この協議会を通して色々な面から互いに協力し合い、 島々の産業、 沖縄の観光産業の目標に近づけるよう頑張っていきたい」 と同協議会の活動に期待を寄せた。  同プロジェクトは 「沖縄の奥、 島の奥から」 名づけられ、 沖縄の有人離島のうち人や物の行き来が最も少ない5つの離島が結集し、 島興しに取り組むもの。 島の歴史や文化、 観光、 祭事、 人々の暮らし、 自然などをインターネット等で発信している。関連記事powered by weblioバリアフリー化推進協議 特定事業計画案を確認県建設業協宮古支部、離島市場単価の設定を  「おくなわカレー」の材料を持つ(左から)新城静喜粟国村長、上原昇渡名喜村長、宮城光正北大東村長、南大東村の菊池和弘さん、伊良皆光夫多良間村長=多良間村コミュニティ施設

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