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広域連携で実現する地域活性化「Re島プロジェクト」 | 月刊「事業構想」2017年4月号

2017年4月号

広域連携で実現する地域活性化「Re島プロジェクト」

福岡市・九州離島広域連携協議会
​ ​ ​ ​
長崎県、鹿児島県そして福岡県。3県にまたがる6市町が共同で進めるRe島プロジェクト。県市町の枠を超えた企画の実施に至った経緯や考え方について、全国離島振興協議会会長でもある白川壱岐市長に聞いた。

“離”を“Re”に変える

読んで字のごとく、Re島プロジェクトの“Re”は、離島の「離」です。英語のReには、再びという意味があります。今回のプロジェクトを通じて、島の魅力を「再発見」し、「再編集」したものを、「再発信」しています。こうしたプロセスを「再構築」できれば、島・まちとしてステップアップできると考えています。

プロジェクトを通じて、島内外の人々による再発見がありました。普段私たちが何気なく見過ごしている日常も、外からいらっしゃった方からすれば非日常で、魅力を感じていただける。その感動や喜びの戸を聞けば、必然的に島の人々にも良さが伝わります。自分たちだけで考えるのではなく、様々な知見や視点でこうした諸問題に取り組み続けることが重要だと考えます。

また、住民参加で進める中でこれまでと違うプレイヤーが協力をしてくれました。普段は農協や漁協、婦人会等に取りまとめをお願いすることが多いですが、今回は組織を通じてではない取り組みとなりました。参加者一人ひとりが自分たちのことだという意識で参加してもらうことが、地域としての総合力向上にもつながるのではないでしょうか。

対馬市の場合、年間20万人以上の外国人観光客が訪れます。しかし、壱岐市は千人に満たない。競合原理として考えるだけでなく、寂しい数字と思っています。当然、住民が外国語を話す機会などほとんどない。もし、このプロジェクトがきっかけとなって、福岡市まで来られている外国人観光客が壱岐を訪れていただけるようになればまちが変わると思います。

英語は、学校で教えられるのではなく、話したいと思って興味を持つようになれば、英語のレベルも向上しますし、グローバル化や活性化も自然と進むと思っています。


白川 博一(壱岐市長・全国離島振興協議会会長)

未来を見据えた計画

全国の離島は、人口流出や高齢化による急速な人口減の時代になっています。壱岐市は、比較的人口の減少スピードは緩やかですがそれでもピークだった昭和30年頃(約5万1000人)と比較すると、半分ほど(約2万7000人※2017年2月現在)になっています。しかし、悲観していても状況は変わらないので考えて行動することが必要です。

離島は、陸続きでないことによって独特な文化的な背景や、自然環境、歴史的な成り立ちがあり、個性豊かです。例えば、壱岐や対馬は朝鮮半島や大陸からの影響を受けていて、神社仏閣の造りや発掘される陶磁器も九州や本州とは違う物が出土します。

しかし、この文化的資源や自然環境に甘んじていると打つ手が見えづらくなります。さらには、国の政策も含め様々なプロジェクトが動いていますので取り組むべき課題を見極めることも必要になってきています。そのために重要なことは「未来を見据える」ということだと考えています。

今、壱岐市の取り組みで力を入れていることに若者の移住・定住ということがあります。移住にも、Uターン、Iターン、他にもCCRC構想のようないくつかのパターンがありますが、若者の行動を喚起するためには何が必要かと考えると、何れにしても仕事の確保ということになります。

競争力のある”まちづくり”

地域力をつけるための戦略として、産業を生み出す努力をするわけですが、離島の場合、ものづくりには不利な条件が多々あります。製造工場を誘致しても、物流費用などが負担となり都市と陸続きの自治体にはかなわない。そこでそうしたハンデの少ない産業を定着させる必要があります。

現在は国も旗を振って働き方改革を推進していますが、その一つの方法にテレワークがあります。テレワークは自宅で業務が可能になると同時に、全国どこにいても働くことが可能になります。こうした動きを見据えて、壱岐市では光回線の敷設を進めてきました。社会の流れがあってもインフラがなければ実行できません。だからこそ先を見据えた構想が必要だと考えます。

もう一つ、このプロジェクトを通じて感じたのは、他の自治体との競争意識の重要性です。自治体として事業を推進する際に、KPIを定め推進します。その時の目標は、基本的に前年比などの過去の自分たちとの比較などが多くなります。しかし、今回のプロジェクトのように5市町で同じ土俵に上がると、あの自治体は入込客数が10%増加したのに、うちは5%だと気になる。自然と目線が上を向くわけです。

職員にも普段からよく話しているのですが、言うだけでなく、プロジェクトを通じて職員にも少しずつ競争意識が浸透し始めたかと思っています。


Re島プロジェクトとは、長崎県・鹿児島県の5つの市町(対馬市・壱岐市・新上五島町・五島市・屋久島町)と、航空路または航路によってワンストップでつながる福岡県福岡市による共同のプロジェクト。島々の良さを届けるために、5つの市町が力を合わせ、魅力を再発見(Re-discover!)し、訪れる人を気持ちよく(Re-fresh!)して、あなたも島の未来も、再び元気(Re-born!)にする。


『Re島 PROJECT BOOK』(発売:宣伝会議)3月1日発売予定/920円+税Re島プロジェクトに参加する対馬、壱岐、五島列島の新上五島町と五島市、そして屋久島で市民・町民やプロジェクト参加メンバーが内外それぞれの視点から見た離島の魅力を写真集としてまとめた。

強いリーダーと公平な組織体

今回のRe島プロジェクトは、福岡市が157万人を擁する“九州のリーダー”として参加しています。同市の髙島市長が提唱する「WITH THE KYUSHU」のもと行政の壁を超えた連携が生まれました。というのも、壱岐や対馬は長崎県ですが、経済的なつながりは福岡県との方が深い。人が生活する以上、行政と経済の区分には違いが発生します。よく言われる“行政の壁”かもしれません。とはいえ、それを嘆いていても仕方がない。長崎県との連携とは違う協力体制があるのではないかと考えていました。

壱岐市では、8年前から福岡市に観光関連の職員を派遣しています。他にも、「壱岐の会」などといった出身者の福岡での集まりがあったりします。こうした人のネットワークを繋いだことが今回のプロジェクトとして実を結びました。

既存の枠組みを否定するのではなく、新しい組み合わせにもチャレンジすべき時代なのでしょう。今回のプロジェクトがそのスタートとなれば嬉しいですし、同じ志の離島が仲間になって、“Re島”の輪が広がると良いなと考えています。

白川 博一(しらかわ・ひろかず)
壱岐市長・全国離島振興協議会会長
旧芦辺町長、壱岐市森林組合代表理事組合長などを経て、平成20年に壱岐市長に初当選。24年に2期目、28年に3期目の当選を果たす。また、24年から全国離島振興協議会会長を務める。座右の銘は「進取(しんしゅ)」。

情報源: 広域連携で実現する地域活性化「Re島プロジェクト」 | 月刊「事業構想」2017年4月号

災害時に“本当に役立つ”アプリ3選 | STANDBY

災害時に“本当に役立つ”アプリ3選 2017.01.17

「速報がうまく受信できない時は、Twitterが頼り」と筒木さん。情報は玉石混淆なので、信頼できるアカウントをリスト化したり、フォローしておくとよさそうだ 写真:Graphs/PIXTA(ピクスタ)
1995年1月17日、阪神・淡路大震災が発生。兵庫県神戸市を中心に甚大な被害を与えた。インターネットやスマートフォンが普及していなかった当時、公衆電話の前に長蛇の列ができ、新聞やラジオで安否情報や生活関連情報を求める人が多かったという。

あれから今年で22年、この間日本では東日本大震災や関東・東北豪雨、熊本地震などさまざまな大規模災害が発生。一方で、テクノロジーは日々進化し続け、防災に関しても多くのスマートフォンアプリが登場している。

今回は、そんなアプリのなかから「いざという時に本当に役立つアプリ」を、防災活動に取り組む一般社団法人「防災ガール」の大森由樹さん(20歳)と筒木愛美さん(26歳)の2人、さらに2014年に京都府福知山市や兵庫県丹波市、広島市などを襲った「平成26年8月豪雨災害」を経験し、現在は地域のFM局で防災関連情報の発信にも取り組む会社員、岩間一期さん(21歳)に教えてもらった。

■災害時こそ正確でスピーディーな情報を。『Yahoo! 防災速報』
岩手県大槌町出身の大森さんは、2011年の東日本大震災を経験。発生当時は高台にある中学校にいたため難を逃れたが、海に近かった祖父母の自宅をはじめ、地元は津波により大きな打撃を受けたという。

「当時私は中学生で携帯を持っておらず、高台から見える海の様子や町役場の防災無線、同級生が持っていたスマホで津波が来るという情報を知りました。その後、iPhoneを持つようになり『Yahoo!防災速報』をダウンロード。以降も数回大きな地震がありましたが、アプリの速報を見て、津波が来るか、避難が必要かどうか判断する際の参考にしています」

災害速報のほか、3月11日に合わせて被災地への支援や防災情報なども配信しており、「実務情報だけでなく、気持ちの面でもサポートしてくれているところが気に入っている」という。

また、岩間さんも2014年の「平成26年8月豪雨災害」で地元・丹波市が被災したのをきっかけにこのアプリをダウンロードした。

「災害の時は大雨と土砂災害により、電車が止まったり、道路が通行止めになったりして、通勤に困りました。このアプリでは、自分の住んでいる地域のほか、通勤先など最大3件まで地域設定ができ、プッシュ通知で災害情報や大雨予測を迅速かつ正確に伝えてくれるので、台風が来る前などに確認し、災害に備えています。気象情報だけでなく、地域の防犯情報や熱中症情報なども配信されるのも助かりますね」

■職場でもテレビ、ラジオの情報を入手! 『NHKニュース・防災』『NHKネットラジオ らじる★らじる』
都内で勤務する筒木さんがもしもの時を想定して準備しているのは、NHKが昨年リリースした『NHKニュース・防災』と、NHKラジオが聴ける『NHKネットラジオ らじる★らじる』。

「勤務先や出先ではテレビがそばになく、地震が起こった時に、何が起こったのか、次にどういう行動をとればいいのか判断できないのが課題だと思っています。『NHKニュース・防災』というアプリでは、災害時の特別放送がライブ配信されます。『NHKネットラジオ らじる★らじる』は、音声だけでも情報が分かるように丁寧に解説してくれるので、移動中に重宝しています」

この2つのアプリでは、災害情報だけでなく主要ニュースも配信されているため、「日頃からのニュースチェックにも役立ちます」と筒木さん。

防災アプリは数多くリリースされているが、ダウンロードしていても「万が一」の時に使えなければ意味がない。上記の意見を参考に、日頃から防災を意識してほしい。
(藤あまね)

【取材協力】
一般社団法人 防災ガール
「防災があたり前になる世の中をつくる」をビジョンに、津波防災のプロジェクト「#beORANGE」や次世代版避難訓練LUDUSOSの企画・運営、商品開発・プロデュース、全国での講演などの活動を行う。防災の若手ソーシャルスタートアップとして現在注目を集める
http://bosai-girl.com/

コミュニティFM放送局「805たんば」
「平成26年8月豪雨災害」で発足した臨時災害放送局を原点とし、2015年から兵庫県丹波市の情報を発信するコミュニティFM放送局。昨年2月からはインターネットラジオでの放送も開始。
http://805.tanba.info/

情報源: 災害時に“本当に役立つ”アプリ3選 | STANDBY

防災をもっとオシャレに、楽しく。「防災ガール」に聞く、今すぐ始められる対策5つ

投稿日: 2017年02月24日 11時00分

地震や津波、土砂災害……。「災害大国」と言われる日本では、いつ自分が被災してもおかしくない状況です。しかし、東日本大震災から7年目を迎えようとしている今、私たちはあのときの教訓を生かせているでしょうか?

「防災をもっとオシャレで身近なものにしたい」。ヒールの日にもバッグに忍ばせておける携帯シューズの開発など、女性目線を生かした防災活動をしているのが、「一般社団法人防災ガール」の田中美咲さん。私たちに求められている防災意識と、今すぐ始められる防災対策について、田中さんに聞いてみました。

あなたの“防災意識レベル”がわかる、5つのチェックポイント

田中さんによると、災害による被害が大きくなる原因の1つが、「個々人の防災意識の低さ」。まずは自分の“防災意識レベル”をチェックしてみましょう。

□「自分は大丈夫だろう」「運がいい」という根拠のない自信がある

—意外と多くの人が抱いているのが、自分に都合の悪い情報を「大したことないだろう」と過小評価してしまう「正常性バイアス」。危機感のなさが、災害時には初動の遅れの原因になります。

□防災グッズは家にあるが、1年以上中身を確認していない

—「防災グッズを買うことで安心してしまうのが、一番怖いパターンですね」と田中さん。いざというときに使い方がわからなかったり、消費期限が切れていたりしては、役に立ちません。

□自宅や職場近くの災害リスクや避難場所を知らない

—自宅や職場がある地域の地盤や活断層は? 木造住宅密集地域に囲まれていないか? 災害が起きる可能性を考えておくことは防災の基本。自治体によって防災対策もさまざまなので、事前に情報を知っているのと知らないのとでは大きな差がつきます。

□災害が起きたら、「自治体や職場の指示に従うだけでいい」と考えている

—東日本大震災では、避難訓練やハザードマップを頼りに行動して、犠牲になった人もたくさんいます。もちろんそういった情報はとても大切ですが、「想定外」の事態も起き得るということを覚えておいてください。

□「いつもの場所」以外で被災する可能性を考えていない

—被災する場所は、自宅や職場、学校など「いつもの場所」とは限りません。備えはしっかりできていると思っている人でも、取引先への訪問途中、旅行先などで、突如「帰宅難民」になる恐れがあります。初めて訪れた場所で被災する可能性も想定して、「24時間備える」という意識を持ちましょう。

いかがでしょうか? 当てはまる項目が多ければ多いほど、防災意識が低いということです。ぜひ日頃の防災対策を見直してみてください。

「今すぐ始めたい防災対策」5つのポイント

では、被災しても慌てないために、どのような防災対策を心がければよいのでしょうか。田中さんに5つのポイントを教えてもらいました。

1.命を守る「三種の神器」は水、エマージェンシーシート、スマホ&充電器

危機的状況に陥ったとき、生死を分けるのは水分補給と体温保持の2つ。水と携帯用のエマージェンシーシート(毛布のように、防寒の役割を果たすシート。数百円から購入可能)をバッグに入れておきましょう。スマートフォンは、SOSを出すときに活躍するのはもちろん、懐中電灯、地図など1台で何役も果たしてくれます。ただし、バッテリーが命なので、常に携帯用充電器とセットで。

2.「シンプルな暮らし」はオシャレなだけでなく災害時にも強い

生き抜くための知恵として、普段から身の回りを整理整頓しておくことも重要です。避難経路の確保につながると同時に、必要なものをすぐに見つけ出し、素早く行動を起こせるようになります。また、「最近人気を集めている『シンプルな暮らし』は、実は防災にも強いんです」と田中さん。普段から本当に必要なものだけを選んで暮らしていると、さまざまな制限のある避難生活でも「モノのない寂しさ」にとらわれず、自然と創意工夫ができるように。

3.携帯電話だけでは安心できない。どんなときにも、大切な人とつながれる方法を確保

もし自分や大切な人が意識不明になったり、うまく話ができない状況になったりしたら、どのように連絡を取ることができるでしょうか。携帯電話を持っていれば安心だと考える人が多いですが、そうとは限りません。ロックがかかっていると、第三者が解除できないうえ、東日本大震災ではバッテリー切れや水没によって使えなくなってしまった人も多くいました。特に被災時に影響を受けやすい高齢者、子ども、障がい者には、常に緊急連絡先がわかるものを持たせておきましょう。また、普段から最低限の情報を第三者に伝えられるよう心がけることが大切です。

4.過去の被災地を避けるのは間違いの場合も? 引っ越し先を決める前に最新の防災情報をチェック

これから進学や転勤で引っ越しをする人が増える季節。もし物件を探すなら、「防災意識が高い地域」を選びましょう。役所の防災情報を調べるのはもちろん、一歩進んでぜひ「地域の消防団」のウェブサイトをチェックしてみてください。消防団がきちんと機能している地域は、防災意識がしっかりしているということ。また、「過去に被災したエリアは避けられがちですが、防災意識が非常に高い場合が多いです」と田中さん。先入観をもたず、最新の情報を確認しましょう。

5.防災グッズは自分に合わせてカスタマイズ

必要な防災グッズは、年齢、性別、季節などによって異なり、セットを買えば完璧というわけではありません。メガネやコンタクトレンズ、持病の薬はもちろん、簡易冷却剤、カイロなど、季節に応じて必要になるものも持っておくと、避難時の快適さが増します。また、防災グッズの使い心地も、人によってさまざま。例えば、一見便利に見える「手回しラジオ」は、ハンドルを回し続けることで体力を消耗してしまう場合も。実際にお店で手に取りながら、自分に合ったものを選びましょう。

「防災を生活の一部に」20、30代が変えていく日本の防災

防災対策について、啓蒙活動を続ける田中さん。最後に、「防災ガール」を立ち上げてからの4年間で世の中がどう変化してきたのか聞いてみました。

「3人ではじめた『防災ガール』は、現在20、30代を中心に100人以上になり、全国で活躍しています。企業や団体も、アートや福祉など、さまざまな方向から防災へのアプローチを始め、少しずつ人々の意識が変わってきました。『同じことを繰り返したくない』という思いを胸に、『生活の一部としての防災』をこれからも多くの人に広げていきたいです。日本は世界有数の災害大国であることは間違いないわけですから」

the huffington post
「防災ガール」田中美咲(たなか・みさき)さん プロフィール
1988年奈良県生まれ。大学4年生のときに東日本大震災の被災地・陸前高田でボランティア活動を経験。株式会社サイバーエージェントに入社し、ソーシャルゲームのプランナーとして活躍した後、本格的に被災地支援をするため福島に移住。福島県庁や8市町村と連携した復興支援事業に携わる。2013年「防災ガール」を設立。2015年に一般社団法人化して代表理事に就任。企業や自治体と協力しながら、商品開発や講演活動を行っている。
(取材・文:樺山美夏 / 撮影:西田香織)

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コラントッテの「CSS(コラントッテ・セーフティ・システム)」は、事故や災害、急病などが起こった際、大切な人を身元不明の事態から守るサービスです。
もっと見る: japan-colantotte 防災 防災ガール 災害 地震 東日本大震災 3.11 防災グッズ 避難訓練 危機管理 身元照会 災害対策

情報源: 防災をもっとオシャレに、楽しく。「防災ガール」に聞く、今すぐ始められる対策5つ

くらしナビ・気象・防災:1人暮らし、防災の春 引っ越し後、散歩を兼ねて避難場所確認しよう – 毎日新聞

毎日新聞2017年3月31日 東京朝刊

「防災ガール」の田中美咲代表がいつも持ち歩くポーチと中身=東京都文京区で

 新年度が始まる。新たに1人暮らしを始める社会人や大学生、専門学校生にとって、胸躍る春だ。ただ、土地勘もなく、近くに知人や友人が少ないため、災害が起きたら心もとない。自由な生活を始めるに当たり、ちょっと防災について考えてみては。専門家に対策を聞いた。


たくさんの種類の防災用品が販売されている。新生活を機に災害に備えよう=東京都渋谷区の東急ハンズ渋谷店で

 「引っ越して、最初にすべきは最寄りの集合場所や避難場所を確認すること」。そう指摘するのは、日本大危機管理学部の福田充教授(危機管理学)だ。大地震が起きた場合、建物が倒壊したりして最短経路でたどり着けないこともある。「散歩を兼ねて周辺を歩き、土地勘を養っておくことが大切」とアドバイスする。

 多くの自治体は転入届を提出した際に防災についての資料を配布している。地域の「防災マップ」や「ハザードマップ」も用意しており、目を通しておくと周辺の特性が分かりやすいという。

 ●情報はラジオで

 自宅での備えで大切なのは水や非常食に加え、ラジオと懐中電灯だ。夜間に地震が起きて停電すると、どうしてよいのか分からない状況に陥る。そんな時、ラジオは情報の入手に威力を発揮する。ウエットティッシュやトイレットペーパーなどの衛生用品を多めに用意しておくと安心だ。地震の揺れで、たんすや本棚が倒れることがある。テレビも重心が高いため、寝床から離すことが望ましい。家具が動いたり、家屋に被害が出たりして閉じ込められないよう、地震が起きた際はすぐに扉を開けることも大切だ。

 ●存在知らせる笛

 福田教授は常日ごろ、100円ショップで買ったライトと笛のセットをキーホルダーに付けて持ち歩いている。家屋倒壊に巻き込まれた場合、声を出せない状態でも、笛なら吹けるかもしれない。日ごろから近所の人たちとあいさつをして自分の存在が認知されていれば、救急隊員が来られない場合でも、近隣住民に救出してもらえる可能性が高まる。

 ●伝言ダイヤル

 離れた家族や友人に、安全でいることを知らせたい。災害時に大きな被害を受けた場所では携帯電話の基地局が被災し、スマートフォンや携帯電話が使えなくなる。福田教授は、「公衆電話など回線が強固な電話を利用して災害用伝言ダイヤル(171)で安否を伝えることが現実的。事前に使い方を知っておけば安心だ」と説く。

 ●ポーチに日用品

 若い世代を対象に啓発活動を行う一般社団法人「防災ガール」(本部・東京都文京区)の田中美咲代表(28)は、日用品を入れたポーチを持ち歩くことを勧める。田中代表が持ち歩くポーチには、ライトと笛のキーホルダー▽ウエットティッシュ▽予備のコンタクトレンズ▽目薬▽生理用品--といった10種以上の日用品などが入っている。

 防災ガールは「おしゃれな防災」も追求しており、田中代表は「落下しても割れないシリコーン製の照明器具が、かわいくておすすめ。新生活を迎えるに当たり、防災について一回でいいので考えてみよう」と呼びかけている。

 東京消防庁はホームページで「家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック」を公開し、家具が避難路をふさがないための対策や家具の転倒防止策、ガラスの飛散防止策を紹介している。【山崎征克】

情報源: くらしナビ・気象・防災:1人暮らし、防災の春 引っ越し後、散歩を兼ねて避難場所確認しよう – 毎日新聞

偽メール注意: Apple ID< support@rosalarsjewelry.reamaze.com >からの偽メール

News Apple ID
Apple – id

親愛なるクライアント、

お客様のアカウント情報の一部が見つからないか間違っているように見受けられましたが、返信が届くまでApple IDは無効になります。
Apple IDを引き続き使用するには、アカウント情報を確認する必要があります
下記のリンクをクリックしてアカウント情報を確認してください。

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このメールを受け取った理由
電子メールアドレスがApple IDとして選択されると、Appleは確認を要求します。 あなたの電子メールは、確認するまで使用できません。
敬具、
Appleサポート
Apple ID | サポート| 個人情報保護方針

情報源: メール – outlook_E5441A49C6132950@outlook.com

システムリニューアルに伴う不具合のお詫びと対応について – News&Information

2017年6月2日

平素よりHuluをご利用いただき、厚く御礼申し上げます。
5月17日(水)に行いましたHuluのシステムリニューアルにおいて、
事前の告知不足により突然Huluを視聴できなくなってしまったお客様
ならびに、システム不具合により視聴障害が発生してしまったお客様に
心よりお詫び申し上げます。

お客様よりいただいた声を一つ一つ心に刻み、
一日でも早く、皆様の信頼を回復できるように努めてまいります。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

6月1日現在の状況をお知らせします。

●動画の再生について
多くの皆さまの視聴環境を改善するために、配信システムへの対応を行いました。
継続して発生している個別の不具合に関しましても順次確認・対応を実施中です。

●字幕表示について
初期設定で字幕がオフになっておりました。
現在は初期設定で日本語字幕が表示されるよう改修済みです。
なおApple TVにつきましては現在対応中ですので、もう少々お待ちください。

●対応機種の一部Androidモバイルアプリについて
コンテンツ保護の観点から本来視聴可能な一部の機種に対して、
視聴不可という設定になっていました。
現在は、設定を変更し視聴可能になっております。 動作確認端末はこちらでご確認ください。
(Android4.3以前と、一部機種は非対応となっております)

●その他、主な対応状況はこちらからご確認いただけます

誠に申し訳ございませんが、現在カスタマーサポートには多くのお問い合わせをいただいており、
お答えまでに時間を要しております。重ねてお詫び申し上げます。
お客様からのお問い合わせの多いご質問は、こちらからもご確認いただけます。

また、今回のリニューアルで多くのお客様にご迷惑をおかけしたお詫びといたしまして、
Huluを1ヶ月間視聴できる「Huluチケット(1ヶ月分/1,007円)」または
「Amazonギフト券(1,000円分)」または「iTunesコード(1,000円分)」をご提供させていただきたく存じます。
詳細につきましては、以下にてご案内させていただきます。

■対象となるお客様
5月17日(水) 午前0時00分から5月31日(水) 午後11時59分の期間にHulu会員であったお客様で、
視聴に際し不自由をお感じになったお客様を対象とさせていただきます。

※上記期間の有料会員様と無料トライアル中の会員様を対象とさせていただきます。
※現時点で退会されている方で上記期間中にHulu会員であった方も対象とさせていただきます。
※既に退会済みの方に関しては、データ抽出の関係上、6月中旬にメールでご連絡する予定です。

■実施方法
Huluサイト内に「申し込み専用ページ」を新設して受付を行いますが、
ページ開設に時間を要するため、受付は7月中旬頃を予定しております。
詳細につきましては、後日あらためてご案内させていただきます。

■実施のスケジュール
準備が整い次第、受付手続きを開始させていただきますが、
現状は以下のスケジュールを予定しております。
7月中旬 申し込み専用ページ開設
7月中旬から下旬 受付期間
(チケット等をお送りするメールアドレスの登録をお願いいたします)
7月下旬 受付締め切り
8月上旬 ご登録いただいたメールアドレスにチケット等を送付
具体的な日時が決定しましたら、再度、ご登録のメールアドレス、
Hulu内のニュース&インフォメーション (news.happyon.jp)、Hulu公式Twitter/Facebookにて
お知らせいたしますので、今しばらくお待ちいただけますようお願い申し上げます。

HJホールディングス株式会社

本件についてのお問い合わせはAmazon、Appleではお受けしておりませんので、Huluまでお願い致します。
Amazon、Amazon.co.jp およびそのロゴは Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。
iTunes は米国および他の国々で登録されているApple Inc.の商標です。

Apology on Interference with System Renewal and
Notice about How We Manage It

Thank you for using Hulu.
We would like to sincerely apologize for our customers
who became unable to watch Hulu due to lack of announcement in advance
and who have experienced difficulties with watching Hulu due to systematic interference,
when Hulu’s system was renewed on Wednesday, May 17th.
We sincerely treasure every voice of our customers,
and will work hard to restore your trust on our service without delay.
We would appreciate your continued support and cooperation.

Below is our current situation as of June 1st.

●Re: Playback of Contents
We have taken a measure to improve our streaming system for better watching.
We have been working on analyzing and making updates for each continued interference.

●Re: Subtitles
The default setting for subtitles was initially off. We have changed the settings
so Japanese subtitle should be displayed as of now. With regard to Apple TV,
we are now in the process of fixing the settings, so please wait for a little while longer.

●Re: Hulu App on Android Mobile Devices
In light of content protection, the settings made for some of the devices
with which users should have been able to watch contents, did not allow the users to watch.
We have changed the settings and made accessible.
Devices with Android version 4.3 or lower and some other mobile devices are no longer supported.
For operation confirmed devices, please access here.

●Any other current situations of our major troubleshooting can be found here.

Unfortunately, we have received numerous inquiries to our customer support team,
and we may need more time to respond. Again, we apologize for any inconvenience this may cause.
Frequently asked questions can also be found here.

In addition, as a token of our apology for troubles on this system renewal,
we respectfully offer our customers any of the following Ticket:
Hulu Ticket (1 month Hulu subscription / 1,007 JPY)
Amazon Gift Card (equivalent to 1,000 JPY)
iTunes code (equivalent to 1,000 JPY)
Please see details below.

■Eligible Customers

Any customers who were Hulu members
between Wednesday, May 17th 0:00 a.m. and Wednesday, May 31st 11:59 p.m.,
and experienced any inconvenience while watching Hulu during the period.
※Paid Hulu customers and free trial customers are both eligible.
※Even customers who have already canceled their subscriptions but were Hulu members during the period stated above are also eligible.
※Please allow us more time to send this notification to customers who have already canceled subscriptions; we will send the email to these customers in mid June once we extract the data from our system.

■How to Apply
We will launch the webpage to apply for the Ticket within the Hulu website.
We plan to start your application in around mid July since it may take time to open the webpage.
We will let you know the details at a later date.

■Schedule
We will start the registration once it is ready. The tentative schedule as of now is below.
Mid July Launch the registration page
From mid
to late July Registration period
(Please register the e-mail address you wish to receive the Ticket)
Late July Registration period ends
Early August We will send the ticket code to your registered e-mail address
We will announce the specific date and time again to your registered e-mail address,
on News and Information page on the Hulu website (news.happyon.jp),
and via official twitter and Facebook accounts as soon as finalized.
We would appreciate your patience for a while

Very truly yours,
HJ Holdings, Inc.

* Neither Amazon.co.jp nor Apple Inc. is a sponsor of this program. Please contact Hulu for inquiries of this email.
** “Amazon”, “Amazon.co.jp” and their logos are registered trademarks of Amazon.com, Inc. and its affiliates.
*** iTunes is a trademark of Apple Inc., registered in the U.S. and other countries.

情報源: システムリニューアルに伴う不具合のお詫びと対応について – News&Information

「私はADHD。だけど、隠さない」体操女子金メダリスト、ドーピング疑惑に毅然と告白

The Huffington Post
執筆者: Maxwell Strachan
投稿日: 2016年09月14日 15時44分

リオ・オリンピックで、4つの金メダルに輝いたアメリカの女子体操選手シモーネ・バイルズが、Twitterで自身が発達障害の一種ADHD(注意欠陥/多動性障害)であることを明らかにした。

@Simone_Biles
2016年Sep14日 04:49
4,318件のリツイート いいね21,663件
「私は子供の時からADHDで、薬を飲んでいます。スポーツは公平であるべきです。だから私はこれまでルールに従ってきましたし、これからも従い続けます。フェアプレーは、スポーツにとっても私にとっても大切なものだから」

このツイートをした前日の9月13日、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)は、「ロシアのハッカーによってアメリカ選手の非公開情報が流出した」と発表した。その中には、バイルズがメチルフェニデートを服用しているという情報も含まれていた。

メチルフェニデートはADHDなどの治療に使われる薬だが、WADAは使用を禁止している。しかし、バイルズは正式な手続きを経て、メチルフェニデートを服用していた。アメリカ体操協会は、次のような声明を出している。

「シモーネは、 USADA (アメリカアンチ・ドーピング機関)やWADAが求める書類を提出しており、規則に反していません。国際体操連盟、アメリカオリンピック委員会、USADAも服用を認めています。シモーネやアメリカ体操協会のメンバー全員は、フェアプレーに重きを置いています」

普通は、薬の服用履歴や病歴などのプライベートな情報は、公にされるべきではない。しかしバイルズは、ADHDを「恥じるべきこと・隠すべきこと」とは考えていない。彼女は次のようにツイートしている。

@Simone_Biles
Having ADHD, and taking medicine for it is nothing to be ashamed of nothing that I’m afraid to let people know.
2016年Sep14日 04:58
12,063件のリツイート いいね50,585件
「ADHDであること、そして薬を飲んでいることは、恥じることではありません。隠す必要もありません」

ADHDには、不注意(活動に集中できない、順序立てて物事に取り組めない)と多動・衝動性(じっとしていられない、他人の邪魔をしてしまう)などの症状がある。

モデルで俳優の栗原類さんも、「注意欠陥障害(ADD)」であることを2015年に明らかにし、「早期に診断・治療したことで、自分の弱点や、できること・できないことがわかりやすくなった」と話している。

情報源: 「私はADHD。だけど、隠さない」体操女子金メダリスト、ドーピング疑惑に毅然と告白

「発達障害の当事者と打ち合わせをする」というので取材させてもらったら、むっちゃ勉強になった話

坪井遥
Haruka.Tsuboi@huffingtonpost.jp

投稿日: 2017年06月01日 14時30分
NHKが1年かけて、発達障害を特集するという。

発達障害は、ハフポスト日本版でも継続して取り上げてきた話題だ。僕の編集者としての主戦場であるブログや翻訳記事でもよく伝えている(たとえばこんな記事とか、こんな記事)。ただ、実際に発達障害と診断を受けた人を取材した経験はなかった。発達障害を持つ人がどんな人なのか、世間一般に語られる「変わった人」「たまに困った行動をする人」以上のイメージがなかったのだ。

当事者と一度会ってみたい。どんな人で、どんなことを感じ、どんなことに困っているのかを、自分の目と耳を通じて知りたい。そんな思いで、NHKと発達障害当事者の許可を得て、打ち合わせを取材させてもらった。そして、——僕の固定観念は、あっさり覆された。

打ち合わせの中で僕が驚かされた、発達障害をめぐる5つの発見を共有したい。

◇            ◇

取材させてもらった打ち合わせは2回。片岡聡さんとの打ち合わせと、別日に行われた綾屋紗月さんとの打ち合わせだ。2人とも、発達障害のうち「自閉スペクトラム症」と呼ばれる特性を持つ。

綾屋紗月さん(左)と片岡聡さん

打ち合わせはもちろん、番組の内容に関する話題が大半を占めた。それでも、担当スタッフの質問に答える2人の言葉から、これまで知り得なかった発達障害の実態の一端が浮かんできた。

発見1:発達障害は、単なるコミュニケーションや社会性の障害ではない

発達障害を、うまく人と意思疎通ができない、コミュニケーション能力に関する障害だと捉えている人も多いのではないだろうか。しかし、2人の話を聞いていると、発達障害がある人には、コミュニケーションをうまく行えなくする「身体的理由」があることが多いようだ。

その理由のひとつが「感覚過敏」だ。五感が過剰に働いたり制御不能になったりしてしまう特性が、十全なコミュニケーションを妨げる。

どの感覚がどのように過敏になるのかは人によって異なるが、いわゆる「健常者」と言われる人にとって一般的なコミュニケーション方法である「話す・聞く」というやりとりを例に挙げると、片岡さんの聴覚は、「自分が話している相手の声以外にも、他のテーブルの会話や環境音などがすべて混ざって聞こえてきてしまう」。対話相手以外が発する音を遮断できないので、たとえば騒がしい居酒屋での飲み会では、目の前にいる人が何を話しているのかもうまく聞き取れなくなる。

また、綾屋さんの聴覚は、自分の声のちょっとした変化や、部屋ごとに生じる自分の声の反響音を無意識のうちに察知しやすい。発声器官の状態が安定しており、反響の少ない環境であれば、比較的スムーズに話すことができるが、うまく発声できなくなることもある。その結果、まったく話せない状態から人並みに話せる状態まで、突然コロコロと発声具合が変化するため、毎回、自分自身に驚くことになるという。

綾屋さんは、自ら把握できない発声の不安定さに大きな負担を抱え、人前で話すことをあきらめてきた。

このような個々に抱えるさまざまな身体的理由が、一部の発達障害者のコミュニケーションを難しくしている。

発達障害のひとつ「自閉スペクトラム症」の視覚世界を再現するシミュレーターが開発されたという。試してみたい

発見2:感覚過敏で発達障害の当事者は「情報おおすぎ(Too Much Information)」状態になる

僕を含む「健常者」は、思ったより適当に世界をみているらしい。集中してみようとしている対象以外のものはみえないし、対象でさえも大つかみにしかみていない。綾屋さんは渋谷を歩くと、「看板のネオン、道路の角度、歩いている女子高生のヘアゴムの色、飲食店のメニュー、すべてが網膜に焼き付くように目に入ってくる」と話してくれた。

感覚が過敏になるということは、周囲から入ってくる情報がとてつもない量になるということだ。だから一部の発達障害の当事者は、その情報の波にどう対処していいかわからなくなったり、激しく疲労したりする。

「情報過多(Too Much Information)」は、最近では世界的に発達障害の当事者や支援者のキーワードになっているそうだ。片岡さんが「イギリスの自閉症協会が作成したビデオが、なかなかよく出来てるんです。わたしたちが普段みている世界に近い。僕はもっと症状がキツいですけどね(笑)」と教えてくれた。


発見3:発達障害の人は、自分の何が人と違うか、なかなか気づけない

だって、その感覚が先天的なものだから。

生まれたときから発達障害の人は、世界が「その見え方」をしている。たくさんの情報が入ってくる。「健常者」がどんな感覚を持っているのか、どのように感じているかを知ることができない。実際、検査を受けても異常はみられない。

結果、当事者が感じるのは「なんでこんな見え方・聞こえ方をしてるのに、他の人は平気なんだろう」(綾屋さん)という疑問だ。そして「人と同じようにできない自分が悪いのではないか」(同)と落ち込む。

発見4:障害だけじゃない。「過剰適応」の苦しみ

発達障害は外から見えにくい障害で、部分的には「健常者」と変わらぬ生活を送れる発達障害者も多い。一例として、片岡さんも綾屋さんも、一般の大学を卒業している。

ただ、その裏には、「普通」に近づこうとする障害当事者の努力と苦しみがある。片岡さんは「働き方から会話まで、職場で評価が高い人の真似をしようとしていました。でも、うまくもいかないし、疲労もすぐに限界がきてしまった」と経験を語った。

僕もクラスの人気者に憧れて真似をしたことがあるけれど、どうしたって同じようには振る舞えなかったし、無理を感じて長く続かなかった。感覚の違いがあれば、なおさらだろう。

属するコミュニティの「普通」に、無理をして近づこうとする発達障害者は多い。うまくいかなければそれまでだし、心身ともに負担をかけて「普通」にできてしまう人もいる。後者を「過剰適応」というそうだ。ただ、適応できたからといって楽になるわけではない。無理がたたって職場や学校などを離れざるを得なくなるケースも多い。

片岡さんが持っていたネイビーのウエストポーチ。ヘルプマークをつけている。
「会社勤めをしていたころ、自分が思う『普通』になろうと、服装を決めていました。ネイビーのスーツに、ベルトも靴もブラウン、鞄もブラウン。それが私の考える『普通』でした。その影響か、身の回りにはネイビーやブラウンのものが多いんです。いまでは普通に好きな色ですけどね」

発見5:少しの配慮があれば、ぐっと生きやすくなる

確かに発達障害者は、「健常者」と違う特性をもっている。ただ、その特性の中には、少しの配慮があれば乗り越えられるものもある。

取材を重ねてきたNHKスタッフの対応に、学ぶところが多かった。周りが騒がしくない部屋を打ち合わせに使う。蛍光灯を背にできる席をさりげなく勧める。飲んで問題ない飲み物を尋ね、それを用意する。打ち合わせ自体も、情報過多にさせないよう、途中で話に割り込むことは絶対にせず、相手が話し終わるのを待つ。小さなことだが、そのわずかな気配りで、きっとずっと楽になるのだろう。

これを「環境調整」というらしい。環境が調整さえできれば、能力を発揮できる障害当事者はたくさんいるのだ。事実、打ち合わせ中に違和感を感じるところはほとんどなかった。むしろ、取材協力者へのスタッフの気配り、そして片岡さんと綾屋さんが発する、聞く人に発達障害の感覚をわかりやすく伝える言葉の明瞭さは、編集者として大いに勉強になった。

「発達障害者は、情報過多なところにおかれると、明らかな障害者になってしまう。車椅子利用者に『立っててください』と言うようなもの」(片岡さん)

「子どもの頃、試供品の香水の匂いを嗅いで、『鼻に匂いが貼りついて取れない!』と一週間くらい大騒ぎし続けたことがある」(綾屋さん)

もちろんこの言葉のわかりやすさは、2人の聡明さだけに由来するのではなくて、長いあいだ必死で自分の状況を説明すべく言葉を探してきた努力の積み重ねも大きいのだろう。それはもちろん、発達障害のある人以外にもできることだ。

◇            ◇

NHKの上松圭ディレクターは、打ち合わせで「発達障害者は『困った人』ではなく、『困っている人』なのだ、ということをわかりやすく伝えたい」と語っていた。片岡さんと綾屋さんも「当事者の言葉が伝わる番組になるのが楽しみ」だという。

『発達障害プロジェクト』は、2018年4月まで続く。この1年で、発達障害をめぐる景色はどれぐらい変わるだろうか。

■NHK『発達障害プロジェクト』とは

発達障害について、NHKが当事者や家族の声を継続して発信する。誤解を受けることが多い発達障害の実像を多面的に伝えるのが狙いだ。

期間は2017年5月から2018年4月までの1年間。現時点で『NHKスペシャル』『あさイチ』『ハートネットTV』『ETV特集』『おはよう日本』『ニュースシブ5時』『クローズアップ現代+』『ウワサの保護者会』『すくすく子育て』『バリバラ』の10番組で特集が予定されている。放送予定はプロジェクトウェブサイトに随時公開される。

プロジェクトウェブサイト:http://www1.nhk.or.jp/asaichi/hattatsu/

情報源: 「発達障害の当事者と打ち合わせをする」というので取材させてもらったら、むっちゃ勉強になった話

「島の美味」情報発信へ 市農林水産部 | 八重山毎日新聞社

2017年06月05日 社会・経済
8月中旬に石垣市農林水産部が運営するサイト「特産島石垣島」

石垣産食材活用の商品、メニュー
8月中旬、公式HP「特産島」に開設

 石垣市農林水産部が、公式ホームページ「特産島石垣島」で、石垣島産の農水産物にこだわった商品やメニューを一元的に収集・情報提供する「石垣島美味しいもの倶楽部」(仮称)の開設、運営を計画している。担当の農政経済課によると、現在、石垣島産食材を活用した新たな創作メニューの募集を行っており、今後は新メニューの発表会、情報コンテンツの作成などを進めていく考えだ。

 石垣島に来島する観光客やビジネス客は、おいしい食材やメニューも大きな楽しみの一つ。一方、情報発信は店舗ごとのPR、フリーペーパー、ネットやソーシャルネットワークでの口コミなどで行われており、今回の取り組みは、行政がこれらの情報を一元的に取り扱おうという試み。

 同倶楽部では、島内で生産、漁獲、水揚げされた農畜水産物を活用した新たな創作メニューを対象とし、島内産の原料割合を50%以上に設定している。7月10日まで募集し、採用されたメニューは直接取材して情報コンテンツとしてまとめ、8月中旬以降、「特産島石垣島」に掲載して情報発信する予定だ。

 市は、これを通して▽生産者の顔の見える化▽生産者と消費者とのマッチング▽石垣島食材のPR、ブランド化▽加盟店、協力店のPRや売り上げアップ▽生産者の所得向上▽飲食店、ホテルなどの客単価向上|などを期待する。

 同課は「島産だと仕入れのコストがかかるだろうが、高単価で特別感を出してもらいたい。市としても、レシピをきちんと確認した上で自信をもって情報発信したい。これによって店舗の売り上げ、農家の所得向上につなげたい」としている。

タグ: 市農林水産部

情報源: 「島の美味」情報発信へ 市農林水産部 | 八重山毎日新聞社

Yahoo! JAPAN 16.7mの津波の高さを知る広告「防災は、想像から。」 | TEAM防災ジャパン

2017年3月9日

ヤフー株式会社が、防災や減災について考えるきっかけの提供を目的とするコンテンツなどを紹介する特集「3.11応援企画」の公開に合わせ、インターネット以外でも、1人でも多くの方が震災当時のことを思い返し、防災意識を高めてもらいたいという思いから、3月6日から12日まで、銀座 ソニービルに広告を掲載。最大で16.7mという津波の高さ、脅威を想像できるシンプルなデザインとなっている。

▼あの日を忘れない。それが一番の防災
https://news.yahoo.co.jp/staffblog/info/bousaipush_jishin.html

Yahoo! JAPAN 16.7mの津波の高さを知る広告「防災は、想像から。」 : ヤフー株式会社
防災教育・啓発

3月11日。この日が
来るたび、私たちは
あのときのことを
振り返る。東日本
大震災から、早くも
6年が経った。災害
なんて、もう起きるな。
毎年のように私たち
はそう思うけれど、
災害はいつかまた
たぶん、いや確実に
起きてしまうだろう。
あの日、岩手県大船
渡市で観測された
津波は、最高16.7m。
もしも、ここ銀座の
真ん中に来ていたら
ちょうどこの高さ。
想像よりも、ずっと
高いと感じたはず。
でも、この高さを知っ
ているだけで、とれる
行動は変わる。そう
私たちは、今、備える
ことができる。被災した
人たちの記憶に想像
力をもらい、知恵を
蓄えることができる。
あの日を忘れない。
それが一番の防災。
ヤフーはそう思います。
YAHOO! JAPAN

情報源: Yahoo! JAPAN 16.7mの津波の高さを知る広告「防災は、想像から。」 | TEAM防災ジャパン