財津和夫が公表した大腸がん 手術数でわかる「いい病院」全国トップ40 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

2017.6.3 07:00dot.#がん#朝日新聞出版の本#病気#病院

大腸がん手術データ 全国ランキング1位~20位/【ランキング表の見方】がん診療連携拠点病院と厚生労働省が届け出義務を課す、がんに関連する手術が2014年に10例以上の1033病院を対象に調査した。15年1年間の原発性大腸がん切除手術の総数で並べた。内訳として、結腸がんと直腸がんそれぞれの開腹手術と腹腔鏡手術の手術数を記した

大腸がん手術データ 全国ランキング21位~40位/

 精密検査の結果、大腸がんであることがわかり、当分は治療に専念することを公表したフォークグループ「チューリップ」のメンバーで歌手の財津和夫(69)。大腸がんは初発だけでなく再発でも、完全にがんを切除できれば治る可能性が高い。技術レベルの高い病院で腹腔鏡手術の導入も進んでいる。週刊朝日ムック『手術数でわかるいい病院2017』では、年間手術数を独自調査し、手術数が多い上位病院をランキング形式で掲載。がんや心臓病、脳の病気など計30種類の治療法を取り上げているが、ここでは「大腸がん手術」のランキングを最新治療とともに紹介する。

 消化器がんのなかで、大腸がんは、胃がんや膵臓がんなどに比べて手術で治せる可能性が高いがんだ。初発の大腸がん患者の約95%が手術によりがんを切除しており、その約80%が5年以上生存している。早期に発見して、がんを完全に切除できた場合、多くが治る。

 大腸は上側にある結腸の場合、比較的に手術が簡単だが、肛門側にある直腸になると血管や神経、膀胱や生殖器などの臓器が隣接するため、手術が難しくなる。さらに骨盤の奥深く、肛門に近い下部直腸の手術には、高い技術が必要とされる。

 最近では大腸がん手術を実施する病院の9割以上が、おなかの傷が小さく術後の回復が早い腹腔鏡手術を導入している。ランキングデータは、開腹手術と腹腔鏡手術の内訳を示す。腹腔鏡手術は手技が難しくトレーニングが必要なため、技量を備えた病院でおこなうことが必須条件だ。開腹手術に比べて病院間の技術差が大きい。病院の技量や方針によって腹腔鏡手術の対象範囲は、(1)早期結腸がんのみ、(2)進行結腸がんと早期直腸がんまで、(3)大腸がん全般とする、など各病院で異なる。

 手術数について、北里研究所病院の渡邊昌彦医師はこう話す。

「人にもよりますが、1人が年間約50例の手術に携わっていれば、一定の外科手術の技術を維持できるでしょう」

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