テレビ番組”Today”に、Toyota Motor Sales USAの社長兼COOのJim Lentz氏が出演して、アクセルペダルの問題についてきちんとした対応ができます
This will be under control
との見解を述べました。目に見える動きの裏で、ソーシャルメディアでも積極的な情報発信、質問の募集などが行われています。
基本となるのが、リコールに関する情報を集約している公式ホームページ。最新情報の開示
リコールに関連のある車種情報基本情報とともに、ビデオコンテンツ※下の動画の埋め込みができないようなので、こちらからご覧ください。
Twitter上では、Todayの番組出演映像へのリンク、公開での質疑応答などもRT @todayshow: “This will be under control.” – @Toyota president Jim Lentz speaking to Matt about the recall. Video: http://bit.ly/awU01P (実際のツイート)いまJim Lentzが来ています。20分間でできるだけ多くの質問にお答えします。Jim Lentz is with us on the channel right now. We’ll try to get through as many questions as possible in the 20-min time frame. #lentz (実際のツイート)実際に14問程度回答しています。極めつけがこれ。Toyota Motor Sales USA 社長兼COO、Jim LentzがDiggコミュニティに寄せられた上位の質問にお答えします。(ツイート)誘導先のページ”Digg Dialogg: Jim Lentz”では、トヨタはあなたからの質問を募集しています!2月8日月曜の朝8時までに質問を投稿し、Digg(格付け)をしてください。それによってインタビューで聞かれる質問を決定します。
Toyota wants to hear from you – submit and vote up questions below!Submit and Digg questions from now until Monday, February 8th at 8am PT to decide which will be asked in this exclusive interview.というメッセージがあり、その下にはすでに1000以上の質問が寄せられており、diggでランキングがなされています。トヨタのイメージ回復に向けてのコミュニケーションはまだ始まったばかりですが、この一連の動きを見ていて学べることが3点あります。1つ目が、動画というソーシャルメディア・レディ・コンテンツを活かすことで、統一されたメッセージを分かりやすく伝えることができている。2つ目が、日頃からプラットフォームとしてソーシャルメディアを活用していたことで、メッセージを一気に拡散させる取り組みを行っている。そして3点目が実はもっとも重要なのですが、企業のトップ自らが積極的に関与していることです。自らテレビ出演し、メッセージ動画はもちろん工場に出向いてのビデオにも出演し、ソーシャルメディアに対して質問を募り、自ら積極的に回答する。危機管理時におけるコミュニケーションをトップが自ら行うことで、会社としてのコミットメントの強さ示し、同時に社員や関係者に対してもメッセージを投げかけています。
トップ自らが積極的に参加する、米トヨタのソーシャルメディアを活用したダメージコントロール – Capote’s Connected Communications – 続・広報の視点