「Facebookを通じて1700人いる社員全員に私たちの活動を知らせる効果もありました」 @markezine_jp

Q.ソーシャルメディア運用を始めてみて、変わったことはありますか?

高橋:まず大きいのは、いろんなところから「見ていますよ」という声をいただくことが非常に多くなりました
ライティングやヘルスケアといったBtoBのお客さまからも「何かおもしろいことをやっているみたいだね」と言ってもらえるようになり、うれしく思っています
また、私たちはコンシューマーと直接対話することはできません
これまでは販売代理店やお店の人から間接的にしか声を聞けなかったのですが、シェーバーや電動歯ブラシを買ってくれた方から直接声をかけてもらえるのはとても新鮮です

それから、Facebookを通じて日本国内で約1700人いる社員全員に私たちの活動を知らせる効果もありました
社員1700人の風通しを良くしたいという日本の社長の意向もあり、それに一役買っていると思います
Facebook上ではどうしてもみんな少しずつ躊躇してしまうんですよね
社員が宣伝するようで、自社のFacebookのポストにはあまり積極的にコメントをしたりシェアしたりはしにくいみたいです
その分、社内で声をかけてもらえるので、見てもらえていることがわかって有り難いです

あと私の個人的な感覚かもしれませんが、シェーバーのキャンペーンで起用している成宮寛貴さんが、こんなに男女問わずモテる方だったんだということは、Twitterを通じて初めて実感することができました
ユーザーの声をリスニングするために、ブランド名・製品名はもちろん、キャンペーンで起用している成宮寛貴さんと筧利夫さんのお二人の名前もワード検索で拾っています

「成宮君かっこいい!」だと私たちには直接関係ありませんが、「電車のモニターに出ている成宮君かっこいい!」だとフィリップスシェーバーの広告なので、キャンペーンの効果測定にも使えるんです
ソーシャルメディアを使えばそういうリアルな反応がわかるので、とってもおもしろいですね

フィリップスのソーシャルメディア担当者に聞く、グローバル企業ゆえの苦悩とソーシャルブランディング成功への道程 (1/5):MarkeZine(マーケジン)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です