情報源: 首都直下型地震を想定 都と渋谷区が帰宅困難者対策訓練
02/07 16:18
東京都と渋谷区は、首都直下型地震で帰宅困難者が出たと想定した大規模な訓練を行った。
訓練は、首都直下型地震により、渋谷駅周辺で、多くの帰宅困難者が出たという想定で、JRや私鉄、企業など、およそ4,300人が参加して行われた。
スクランブル交差点付近にある電光掲示板に、安全確保手段など、たくさんの情報が表示された。
今回初めて、放送内容を多言語に翻訳して表示するスマートフォン向けアプリも導入され、参加者は、英語や中国語などで確認していた。
また、複合施設「渋谷ヒカリエ」の中では、仮設トイレの利用方法なども紹介された。
参加者は、「帰宅困難者のシミュレーションとして、参加すること自体に意義があると思う」、「普段、こういう経験することが全然ないので、1人ひとりが自覚しながら訓練できるのは、すごくいい機会だなと思いました」などと話した。
渋谷区で、東日本大震災後に、帰宅困難者への対策訓練が行われるのは初めて。