北九州の新土産品に 旦過市場・宇佐美商店、「ぬか炊き」缶詰を開発 店頭の味を再現、2年保存可能に /福岡

2020年3月27日 福岡県

ぬか炊きの缶詰を開発した宇佐美商店の宇佐美代表

 江戸時代から親しまれる北九州市の郷土料理「ぬか炊き」を手軽に楽しんでもらおうと、小倉北区の旦過市場に店を構える宇佐美商店が、ぬか炊きの缶詰を開発した。店で提供する味を再現しており、常温で2年保存可能。宇佐美雄介代表は「博多の明太子のように『北九州はぬか炊き』と言われるようにしたい」と話し、新たな北九州の土産品にと意気込む。【井上卓也】

 ぬか炊きは青魚をしょうゆや砂糖、みりんなどで煮込んだ後、味付けと臭み消しとして漬物のぬか床を加え、炊き上げた甘辛い味が特徴の料理。北九州の名物として徐々に知名度が上がっているが、保存期間が冷蔵で1週間、真空パックでも1カ月程度と短いのが難点だった。客や土産店などから「常温なら持ち歩きやすく、売り場でも陳列しやすい」という声もあり、2019年に缶詰の開発に着手。缶詰にはサバが使われた。

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