共同通信社 2020/06/08 20:41
ヤマト運輸は8日、農産物の運搬などを手掛ける「やさいバス」(静岡県)と連携し、インターネットを通して家庭や店舗に作物を直接売りたい農家を支援するサービスを始めたと発表した。
受注や運送を代行し、農家は注文品をヤマトの拠点に持ち込むだけで済む仕組みだ。注文者は、ヤマトの拠点まで引き取りに行く必要がある。
当面、受注を代行するのは東京と茨城、神奈川、長野、静岡の5都県の農家で、輸送先は東京都多摩市の3拠点に限る。
いずれの地域も今後、順次拡大していく計画だ。両社は商品を持ち込むだけの手軽さを売りに、農家の所得アップにつなげたいとしている。