石巻の特産商品、料理研究家ら招き試食会:朝日新聞デジタル

2023年2月6日 10時45分

事業者らと話しながら試食する料理研究家の冷水希三子さん(右)=2023年1月26日、宮城県石巻市中央2丁目、原篤司撮影

日本郵政と博報堂が地域の特産を使った商品開発を支援する「特産どうしよう講座」の試食会が1月26日、宮城県石巻市内で開かれた。
石巻地方の5社が試作中の商品を持ち寄り、料理研究家の冷水希三子さんや博報堂のコピーライターらのアドバイスを受けた。

「マルキチ阿部商店」(女川町)の木村渉営業部長(50)は、鯨肉をビーフジャーキーのように加工した「くじらのジャーキー」の包装について相談。
中身を見せることを重視したシンプルなものを提案され、「次の一歩が見えてきた」と喜んだ。

事務局役も兼ねて参加した「イシノマキ・ファーム」の金敷咲さん(32)は、市内の畑で生産しているホップに地元産の食塩を加えた調味料「ホップ塩」を説明。
ふりかけのように、直接ご飯にかけて食べるような商品も考えるべきだと助言をもらった。

講座は、日本郵政の販路拡大能力と博報堂の企画力をいかして地方創生を目指す取り組みだ。
石巻市と石川県七尾市、千葉県いすみ市の計15事業者が参加し、オンラインでの勉強会も開催。
今年4月には東京・丸の内で成果を見せる販売会を実施する。(原篤司)

情報源: 石巻の特産商品、料理研究家ら招き試食会:朝日新聞デジタル

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