未来のテレビはHTMLに乗ってやってくる @techcrunchjapan

光ファイバとブロードバンドの普及により、今年は家庭のコンピュータとリビングルームのテレビを一体化する試みが熱を帯びてきた
AppleやGoogleはテレビの視聴者を奪い合う反面で、どちらもコンテンツの配布のためにはWebを現状のオープンな状態のまま使い、Webの地位をさらに高めるとともに、どちらも自分の提供物をHTML(とくにHTML5)でコントロールしている

この目標に向けて、AppleはGoogleよりも一歩先を行っているようだ
Appleは独自にABCやFOXなど従来のスタジオネットワークと契約を結んだが、Googleはまだ何もせず、ただ、消費者がテレビでWebビデオを見ることを既存の放送ネットワークが”許容する”だろうと期待している
しかしGoogle TVはその重要な発表の日にネットワークから参加を拒絶され、まるで顔面に平手打ちを食らったかっこうになった
Googleのリビングルームへの進出はおおむね好評だが、ABCとCBSとNBCの態度は冷淡だ

しかしネットワークは、Googleの試みを阻止しようとしているのではない
彼らはそのGoogle TVのデバイスが、放っておけば彼らのコンテンツに、Webという無料のチャネルから無料でアクセスすることを防ぎたいのだ
パソコンでふつうにhttp://abc.comを訪れてビデオコンテンツを見るのは問題ない
しかし現状では、Google TVのブラウザでabc.comを見ようとすると、ブロックされる

未来のテレビはHTMLに乗ってやってくる

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