薄れる存在感? スカイマークの利益が半減
東洋経済オンライン 10月21日(月)6時5分配信
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スカイマークはLCCの攻勢、コスト増という二重苦に苦しんでいる(写真:田中正秋/アフロ)
安い運賃を武器に、日本航空 <9201> やANAホールディングス <9202> といった大手航空会社の牙城に挑んできた“かつての新興勢力”のスカイマーク <9204> が、国内の航空業界で新たに台頭してきた格安航空会社(LCC)に押されている。 スカイマークは10月17日、今年度(2014年度3月期)業績見通しを下方修正した。売上高見通しは911億円(前期比6%増)と増収ながらも、従来から40億円下げた。さらに苦しいのは利益面。本業の儲けを示す営業利益は23億円と前期(46億円)から半減する見込みで、従来見通しからは35億円も下げ、当初の増益計画を断念した