2017/6/29 23:00日本経済新聞 電子版
テレビ通販支援のトライステージ傘下の日本百貨店(東京・港)は沖縄県で訪日外国人(インバウンド)向けに日本の伝統工芸品の販売を始める。現地の流通大手リウボウインダストリー(那覇市)と業務提携し同社が運営する百貨店やコンビニエンスストア、スーパーマーケットで商品を販売する。沖縄県で増え続けるインバウンド需要を取り込む考え。
日本百貨店は、日本の職人が手掛けた江戸切子や漆塗りの器、竹筒などを販売している。国内では東京都と神奈川県に計7店を運営しているほか、香港の大手ショッピングセンターなどにも商品を供給している。沖縄県での販売は初めてで、初年度は2億円の売り上げを目指す。