02月14日 17時33分
県内でも有数の米どころとして知られる石垣島で、5月から6月にかけて収穫する、超早場米の田植えが始まりました。年間を通して気候が温暖な沖縄の中でも、米どころとして知られる八重山地方では、1年に米を2回収穫する2期作が盛んに行われています。
このうち、石垣島西部の名蔵地区にある大濱博彦さん(83)の水田では、穏やかな天気のもと、15センチほどに育った苗が田植え機で次々と植えられていきました。
大濱さんは「今年のように寒い日が続いた年は、豊作になると思う。期待して稲作に取り組みたい」と話していました。
また、妻のミツ子さんは「皆さんがおいしいと言ってくれることがとてもうれしく、収穫まで苦労したことも、すべて報われる気がして疲れも吹き飛びます」と話していました。
苗が順調に生育すれば、5月の終わりから6月初めごろには収穫でき、超早場米として出荷されるということです。