佐伯商工会議所、飲食店の持ち帰りメニューPR HPで紹介 – 大分のニュースなら 大分合同新聞プレミアムオンライン Gate

2020/04/11 03:01

テークアウトの利用が増えている佐伯市中村南町の「ビストロ甲丙」。佐伯商工会議所のホームページでもPRしている

 【佐伯】新型コロナウイルスの感染拡大で客足が遠のいている飲食店を支援しようと、佐伯市の佐伯商工会議所は会員店の持ち帰りメニューをホームページ(HP)上でPRしている。10日時点で22店を掲載。谷川憲一会頭は「感染防止に配慮しながら、経済的な影響を小さくするためテークアウトのPRを考えた。会員と一緒に乗り切りたい」と意気込む。
 HPは商議所のトップページから「持帰り・出前メニュー情報」をクリックすると閲覧できる。登録店舗が一覧で表示され、各店の「詳細」で持ち帰りメニューの一部や値段、営業時間を紹介している。会員に呼び掛け、閲覧できる店舗を今後増やす。
 創作イタリアン「ビストロ甲丙 モルト・ボーノ」(同市中村南町)は、ピザやスパゲティ、ピラフなど店内で提供するほぼ全メニューを持ち帰りに対応。オーナーシェフの黒坂宏二さん(67)は「客足は減っているが、テークアウトは増えている。家族での利用が多い。特に子どもが好きなピザが人気」。
 同商議所が市内の会員企業を対象に3月10日から実施しているアンケートでも新型ウイルスによる影響は顕著。回答した飲食店26店舗のうち「売り上げが減少している」との回答は8割以上に上る。
 「大人数での宴席が減り、客席数が多い店舗ほど売り上げが減っている」と同商議所。中には休業した店もあるといい、「先行きが見えないのが一番の不安。少しでも影響を小さくして、今は耐えるしかない」と話している。

情報源: 佐伯商工会議所、飲食店の持ち帰りメニューPR HPで紹介 – 大分のニュースなら 大分合同新聞プレミアムオンライン Gate

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