沖縄初の「ツーリズムEXPOジャパン」、宜野湾エリアで2020年10月29日~11月1日開催

2019年7月9日 会見
2020年10月29日~11月1日 開催予定

「ツーリズムEXPOジャパン2020 沖縄」の概要説明会見を開催
 日観振(日本観光振興協会)、JATA(日本旅行業協会)、JNTO(日本政府観光局)は7月9日、大阪で会見を開き、2020年10月に開催を予定している「ツーリズムEXPOジャパン2020 沖縄」について説明した。

 ツーリズムEXPOジャパンは日本最大の総合観光イベントで、日観振による国内観光需要を喚起するイベント「旅フェア日本」、JATAによる海外への観光需要を喚起するイベント「JATA旅博」が2014年から一緒になり、2017年からはJNTOが加わり3団体によって東京・有明の東京ビッグサイトで毎年開催してきた。
しかし、東京オリンピック・パラリンピック開催関連の影響で、2019年は大阪で、2020年は沖縄で行なうこととなっている(関連記事「「ツーリズムEXPOジャパン2019 大阪・関西」発表会。
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東京オリンピック・パラリンピック後の観光立国の牽引役

 ツーリズムEXPOジャパン実行委員会 委員長でJATA 会長の田川博己氏が、沖縄開催について説明した。

 沖縄開催に向けては、「ツーリズムEXPO2020(沖縄)開催地連絡協議会」「開催応援団」が発足。
その第1回の会合が6月17日に沖縄ですでに開かれており、田川会長も参加している(関連記事「沖縄開催のツーリズムEXPOジャパン2020に向けた第1回開催地会議。平良OCVB前会長『沖縄のポテンシャルを世界にアピール』」)。

 沖縄県は2018年の入域観光客数が約1000万人を達成しており、これは「ハワイに匹敵」するものであり、田川会長は「世界の海洋リゾートに互する通用するのは沖縄しかない」「東京オリンピック・パラリンピック後の観光立国の牽引役として、海洋リゾート・沖縄の重要性が増している」と、沖縄開催の意義を述べた。

 沖縄開催ということで「第4回観光大臣会合」では海洋をテーマにし、エコツーリズム、星空ツーリズム、アドベンチャーツーリズムなど、沖縄にふさわしいシンポジウムを開き、「海がきれいな沖縄を将来的にどう守っていくかを考慮して進めていきたい」と語った。
そして「ツーリズムEXPOジャパンの基本を活かしつつ沖縄らしいカタチにアレンジ」して、「1000万人の次のステージに押し上げるようなイベントにしていきたい」と意欲を見せた。

「ツーリズムEXPOジャパン2020 沖縄」概要
開催日: 2020年10月29日~11月1日
会場: 沖縄コンベンションセンターと周辺施設
想定来場者数: 3万6000人(業界・報道:1000人、一般3万5000人)

沖縄は「海洋に関するさまざまなツーリズムのありかたを考えるには絶好の地」

 開催地連絡協議会の会長となったOCVB(沖縄観光コンベンションビューロー)会長の下地芳郎氏は、会見会場がある大阪の位置を那覇に例えると、沖縄県の東側の大東島は神奈川県の沖合に、与那国島は長崎県に位置する、東西1000km、南北400kmの広大な島嶼地域であり、そこに47の有人島、約145万人の暮らしがあると紹介。
沖縄は「海洋に関するさまざまなツーリズムのありかたを考えるには絶好の地だと思う」と話した。

 沖縄の報道機関、経済団体、市町村など75者で構成される開催応援団は、沖縄経済同友会 代表幹事の渕辺美紀氏が出席し、「沖縄らしい魅力的なイベントにしたい。一人でも多くの方にお越しいただきたい」とコメントした。

情報源: 沖縄初の「ツーリズムEXPOジャパン」、宜野湾エリアで2020年10月29日~11月1日開催。沖縄は「海洋に関するさまざまなツーリズムのありかたを考えるには絶好の地」と下地OCVB会長

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