2021/7/4 21:36
静岡県熱海市伊豆山で、土石流の起点とみられる現場=3日午後(静岡県提供)静岡県熱海市伊豆山で発生した大規模な土石流で、警察や消防、自衛隊は4日朝から、二次災害に警戒しながら計約1100人規模で捜索を続けたが、土砂の撤去作業などが難航し、午後6時で終了した。
これまで2人が死亡し、安否不明者は依然として約20人。市は4日に重傷の女性を含む9人を救出し、救助者は計19人になったと発表した。
宅地や太陽光発電所(右)にはさまれた土石流の起点とみられる現場(中央)。土砂は写真の上方向に向かって流れた=3日午後5時50分、静岡県熱海市伊豆山一方、県は発生源で造成が行われ、約5・4万立方メートルの盛り土があったと説明。
幅約100メートルにわたって約10万立方メートルが崩れ落ち、逢初川に沿って土石流になり「大規模崩落が被害を甚大化させた」との見方を示した。
市や県によると、流出面積は約12万平方メートルで、流された家屋は少なくとも130棟。川勝平太知事は、発生源付近で宅地造成などの開発が行われ、山の保水能力が減退、災害が起きたとの見方があると紹介、「県として因果関係を検証していく」と記者会見で述べた。
静岡県熱海市伊豆山の大規模な土石流が発生した現場(右、4日午前)と2019年6月の同地点
静岡県熱海市伊豆山で、土石流の起点とみられる現場=3日午後(静岡県提供)
大規模な土石流が発生した現場=4日午後3時45分、静岡県熱海市伊豆山(小型無人機から)
土砂崩れ現場では、警察や消防、自衛隊などによる捜索が続いた=4日午後、静岡県熱海市伊豆山(松本健吾撮影)