コピーを書く態度 | 小霜和也のブログ

・すぐカタチにしない。
人は「わからない」という状況に耐えられない。
江戸時代、地震がなぜ起こるのかわからなかった。
誰かが「でっかいナマズが地面の下で暴れてるんだ」と言い出して、それにちがいない、という話になった。
人はそんなふうに、わからないことを何でもいいからすぐカタチにしたがる。
苦しいからだ。
そしていったんカタチになってしまうと、それを否定したり壊すのは難しい。
すぐにコピーを書く、すぐにCMコンテを書く、そしてこれでいいやと安心している。
そんなことではプロとしてお金をもらう資格がない。
わからない苦しさに果敢に立ち向かっていくことに広告クリエイターとしての価値と矜持がある。
できる限り頭の中でもやもやさせて、なるべく決めないで、最後のぎりぎりにカタチにするのがいい。
コピーの場合、理解あるクライアントならCMなら仮編集、刷り物なら入稿まで待ってくれるだろう。
僕の場合プレイステーションがそうだった。それに、いいアイデアを生み出すのは意識ではなく無意識だ。
だから、基本的には2回考えること。
最初に考えて、あと数日間はちょっと気にしながら放っておく。
そうすると意識の奥でアイデアが醸成される。もう一度考えると、自分でも予想していなかった斬新なアイデアが出て来たりする。

情報源: コピーを書く態度 | 小霜和也のブログ | noproblem LLC. & 小霜オフィス

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