評価制度こそが社風をつくる
個人の幸せ度を考えていくうえで地域コミュニティにヒントがありそうだ
カマコンは、地域にとってのOSになる可能性を秘めている
2017年…大学生の「選挙をジブンゴト化しよう委員会」が中心となって、
投票率向上プロジェクトに取り組み、
「投票済み証明書を提示すると市内の飲食店で得点を受けられる”選挙割”」や
「投票に行ったら人力車で送迎」といったアイデアが実現
誰かにやらされる仕事よりも、自分で決めて、自分で何かをつくるほうが楽しいのです
であれば…面白く仕事をしてもらえるように、なるべく自分で決めて、自分で作る人になってほしい
…社内ルールは最小限にし、社員全員が「自分がこの会社をつくっている」と感じられる会社にしようと決めました
自分が主体的につくる側になる、これが人生を面白くする秘訣であり、
そういう人を増やしたいと考え、カヤックの経営理念は「つくる人を増やす」にしています
ブレインストーミング…次の2つのルールをとくに大切にして実践してきました
・人のアイデアに乗っかる
・とにかく数を出す
ポール・ヴァレリーという人がこう言っています
「アイデアいっぱいの人は深刻化しない」
「幸福学」を研究する前野隆司さんは、会社や家族といった強いつながりに加えて、
弱く多様なつながりを多く持つことが、個人の幸福度に直結すると言います
地域に会社が根付いた、その先の世界としては、地域の住人がその会社の株主になる
ということが考えられます
柳川範之さん
山口揚平さん
宮城治男さん
辻井隆行さん
新井和宏さん
鎌倉の人口は18万人…15歳以上の就業者・通学者は8万人…
市内の会社や学校へ通ったり…市内にある自宅で仕事をしている人は8万人のうち2万8000人ほど
…鎌倉市以外の会社や学校へ通っている人はその約2倍の5万人ほど…
(…「15歳以上就業者および通学者数」平成22年10月1日現在)
「面白さ」を「多様性」と考えている