2020/08/17
オンライン直売所「食べチョク」を手掛けるビビッドガーデンは8月5日、食べチョク物流構想の第一弾として、9月頃からヤマト運輸とシステム連携を開始すると発表した。
これにより、生産者は今までより簡単に発送作業を行えるようになる。両社のシステム連携により生産者は、出荷指示の取得から伝票発行、配達状況確認までをワンストップで行うことが可能となる。
煩雑な受注・出荷業務を効率化し、今後さらなる事業拡大を支援していくとしている。なお、伝票発行は以下2つの方法から選択可能となる。
発送作業が効率的になり、記入ミスを防ぐことができる。
・ヤマト運輸が印字済みのピッキング・出荷用の伝票を生産者へお届け
・生産者自身でデータ入力済みのピッキング・出荷用の伝票を印刷さらに、食べチョクを利用する生産者向けの特別送料の提供が可能となり、通常配送料金から最大47%オフとなる予定。
たとえば、関東域内で発着する60サイズの荷物の場合、通常は845円程度の送料を食べチョク特別送料ならば税別550円に抑えられる。ビビッドガーデンは併せて、ベンチャーキャピタル大手のジャフコを中心に、既存株主のマネックスベンチャーズ、VOYAGE VENTURES、デライト・ベンチャーズ、NOWから総額6億円の第三者割当増資を実施した。
調達した資金はマーケティングや人材採用、物流基盤強化に充てる予定だ。